私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

カーテンつくって、洗って 

 

キッチン横の窓。

 

二重ガーゼを使ったカーテン。

 

優しい光を通し、

風で揺れる様子をただ眺めているだけで幸せな気分になれる。

 

このカーテン、よく見ると右側寄りの方の色が異なる。

左側がオフホワイトで右側寄りがアイボリー。

 

 

このアイボリー、

おそらく日焼けと油が染み込んだもの。

 

元は左側と同じオフホワイトだった。

 

 

入居1年くらいはカーテンのない状態で過ごした。

 

入居時期が真夏で、窓を開けることもなかった。

 

エアコンを使わなくなっても、

窓を少し開けるだけで過ごせたため、

特に必要だとは思わなかった。

 

窓の外は通路。

 

そのため窓ガラスはすりガラスになっている。

 

窓を閉めれば視線も特に気にならない。

 

ガスコンロのすぐ横ということもあり、

油跳ねなどで汚れることを考えると、

余計な布などない方が清潔に保てると思っていたのもある。

 

1年近くたち、暖かくなった頃、

窓を開けて過ごすようになったとき、

窓を全開にして風を入れたくなった。

 

そのためにも、

カーテンをつけたい。

 

そこで手作りしたのが、

いまはアイボリー色になった方のカーテン。

 

窓の大きさに合うサイズのカーテンを探すより、

気に入った布でカーテンをつくる方が手っ取り早い。

 

二重ガーゼは厚みがあり、透けにくい。

 

レースのカーテン代わりにちょうどいい。

 

カーテンレールがないから、突っ張り棒で設置。

 

窓を開けた部分だけ目隠しできればいい。

 

横着して取り付けた半分だけのカーテン。

 

何の問題もなく過ごしてきたけれど、

このカーテンの幅だと、

風であおられると部屋の中が見えてしまう。

 

通路を通る人は1日のうち数えるほどだけれど、

視線はできる限り遮断するに越したことはない。

 

同じ二重ガーゼの生地を購入し、

ミシンで端の始末をするとあっという間に完成。

 

取り付けてみると、

色が微妙に異なるけれど、

よしとする。

 

ここ数日ですっかり涼しくなり、

窓を開けることもないけれど、

視線を気にすることなく窓を開け放てるのは気持ちがいい。

 

 

薄い布とはいえ、

全面にカーテンを取り付けてしまうと暗く感じるかな、

と思ったけれど、

そんなこともない。

 

少し薄暗い日にはカーテンを端によせる。

 

これから寒くなり窓からの冷気が気になる時期、

こんな薄いカーテンでも効果があるはず。

 

何より、見た目の効果。

 

すりガラスがむき出しになっている窓よりも、

柔らかい印象になったのが何よりも嬉しい。

 

 

掃除や整理は日頃からこまめにすることを心がけている。

 

毎日していれば、

余計な道具や洗剤、労力も必要ない。

 

そのためにも、

毎日行うこと、

週1~2程度行うこと、

月1行うこと、

季節ごとに行うこと、

ざっくりとわけることで、

前回いつしたかな⁇

と、考えることなく取り組める。

 

季節の変わる今の時期、

衣替えや、寝具を出すなど、

寒さに対する家事に取り組む時期。

 

そんな時期に取り組む家事がもう一つ。

 

カーテンを洗うこと。

 

からりと晴れた日の多い秋のこの時期と、

梅雨に入る前の5月頃、

半年に1度、すべてのカーテンを取り外して洗濯機にかける。

 

 

今回は、週刊天気予報と家族の予定と自分の休みの日を照らし合わせ、

先週末の晴天の日に一気に済ませた。

 

家族が在宅ではやりづらい。

 

一気に行ったのは初めて。

 

洗濯後のカーテンを全て取り付け終わったときには、

さすがに疲労感が押し寄せた。

 

だけど、

そのあとぐずついた天気が続き、

洗濯日和もしばらくない。

 

一部洗い残しがあると、

どのカーテンがまだなのか忘れてしまう。

 

休みのたびに、やらなきゃというのも落ち着かない。

 

一気に済ませてよかった。

 

 

賃貸マンション暮らしの我が家は、

部屋の中を整えるだけで済むため、

メンテナンスや掃除などほとんど手間がかかることがない。

 

カーテンの洗濯は私にとってはおおごと。

 

それを済ませてしまったので、

もういつでも年を越せる気分になっている。

 

 

 

 日々こつこつと、が、ラク家事のコツだと思っています ↓

uminotebook.com

 

 

uminotebook.com

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

 

 

スマートに衣替え

 

急に気温が下がった日の雨の日の夕方。

 

つい先日まで開け放していた窓もドアも閉め切ったまま。

 

 

昨晩、寒くて慌ててTシャツ短パン姿から、

パーカーとスウェットパンツ姿になった息子達。

 

私もこの秋、初めて着た七分袖ワンピース1枚では寒くて、

長袖Tシャツを重ね、レギンスをはき、首にはストールを巻く。

 

そんな中、半袖短パン姿で夕飯を食べる夫。

 

暑いと寝られないんだよね、という夫に、

息子達と同じようにパーカーを羽織らせ、

スウェットパンツに着替えさせる。

 

風邪をひかれたら困る。

 

今朝、体温が上がらないのか、起きてからも固まって動かない夫。

 

ヒートテック着たい、と。

 

昨晩、半袖短パン姿で、暑い、と言ってた同じ人とは思えない。笑

 

 

夏仕様のままだったクロゼット。

 

秋を通り越しての気温に慌てて冬物を出す。

 

家族みんなの薄いヒートテック

 

もしかして春先に処分したかな、

引き出しを開けると、2枚ずつありほっとする。

 

シーズンの終わりには、

すっきりしたくて全て処分したい衝動に駆られる。

 

でも、こんな急な気温の変化には、

取っておいて良かったと思う。

 

沢山はいらない。

 

洗い替えも含めて2枚ずつ。

 

シーズン中も2枚ずつを繰り返す着用する。

 

出張や泊まりがけで出かけることもあるので、

1枚は新しいものを買い足す。

 

普段はこの1枚は予備としてとっておく。

 

シーズン中に着たおした2枚のうち、1枚は処分。

 

2枚処分するなら、

シーズン終わりに値下がりしているものを1枚買い足しておく。

 

その判断はシーズン終わり近くになったら、洗濯時に判断する。

 

シーズンの変わり目、衣類の入れ替え時には、

次シーズンまで残すものをジッパーバッグにいれ、

肌着の種類、数を表面に記入する。

 

買い足す時期になったとき、

いちいち衣類を広げなくても、

必要な肌着と数がわかる。

 

ジッパーバッグに入れることで、

数の把握がしやすく、

カサ減らしもできる。

 

もう少し徐々に衣替えしていくつもりだった私の衣類も衣替え。

 

 

ノースリーブと薄いカーディガンのセットの夏物もまだ残してある。

 

それ以外、本格的な冬日になるまでは、

ハンガーにかかったものから選べるように入れ替えた。

 

すぐに買い足したいものは、

とりあえず10分丈のレギンスだけですみそう。

 

同時にバッグの入れ替えも。

 

夏の間中使用した、マクラメ編みバッグ3個はまた来夏。

 

クロゼットの上部棚へ。

 

秋冬に使いたいバッグは、

クロゼットの扉に取り付けたバーにS字フックをつかって引っ掛ける。

 

夫の衣類も入れ替えを。

Tシャツは一部処分し、長袖Tシャツをだす。

 

夏物スーツはすぐに持って行けるよう、

クリーニングバッグに入れて玄関へ。

 

 

寝具も夏仕様のままでは、

風邪をひきかねない。

 

掛け布団を出し、シーツをかけ、布団乾燥機をかける。

 

 

こんなに気温が低いのは一時的なものだから、

これだけ準備すればやり過ごせる。

 

買い足しが必要なものも把握できたので、

仕事帰りに少しずつ買って帰ろう。

 

 

急な気温の変化にとまどうけれど、

寝具や衣類の入れ替えを

平日の夕方に1時間ほどで終わらせた。

 

何日もかけて、

収納ケースを出し入れして、

部屋の片隅に衣類の山をつくり、

衣類や寝具の入れ替えをしていた頃とは比べものにならないぐらいの、

スマートさ。

 

この手軽さを経験すると、

もうかつてのようにものを持ちたいとは思わないので、

無暗に買い物をしなくなる。

 

ものを減らし整理続けてきたおかげ。

 

 

連休中にしようとしていた作業をすでに終わらせた。

 

さて、休みの日には何をして過ごそうか。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

 

 

相反するものでバランスをとる  新たに購入した小物たち

 

少し派手な柄物のバッグとストール。

 

9月に入って間もない頃、

新しく小物を買い足した。

 

バッグは笹井源商店。

コープカタログで購入。

 

ストールは私の部屋で購入。

 

プレーンな服に柄物の小物。

 

私のお気に入りのスタイル。

 

 

春夏は手作りのマクラメ編みバッグを愛用している。

ラメ入りのゴールドやシルバーの糸で編んだ、

ちょっと派手なバッグ。

 

秋冬にこれらの色をつかうのにはためらいもあり、

黒の糸で編んだマクラメバッグを使っていた。

 

また、柄物のトートーバッグがあるけれど、

ちょっと大きい。

 

秋冬だけでなく、

通年でも使える理想のバッグ。

 

私がバッグに求める条件は、なかなか細かい。

 

通勤時に使えるバッグ。

小さすぎても大きすぎてもだめ。

水筒や傘がすっぽり入る。

ストールなど使わない時には入れられる。

バッグ自体は軽いもの。

肩からもかけられる。

 

帰宅時に買い物をして帰る。

駅最寄りのスーパーは通路が狭く、

カートが使えない。

かごを片手で持ち、商品を手に取るためには、

バッグは肩掛けができないといけない。

持ち手の長さは、

肩から掛けてバッグも口が脇にちょうど挟めるくらいが理想。

肩に掛けられるギリギリの長さ。

 

バッグのデザインにもちょっとこだわりがある。

 

洋服は白のトップスが多い。

秋冬のコートやカーディガンは黒や濃いグレー。

柄物はなく、

プレーンで地味な印象の洋服ばかり。

 

その反動か、

差し色ならぬ差し柄をいれたくなる。

 

派手な色や柄物の服には抵抗があるのに、

服飾小物は柄物を好んで選ぶ。

 

 

昨冬から探し始めた理想のバッグ選びはは難航。

 

夏の終わりにコープカタログで、

目に留まった笹井源商店の布バッグ。

 

色合いと、ストライプの切り替えが印象に残る。

 

布だけど置いてもしっかり立つ。

持ち手は合皮で、

肩からかけられる長さ。

 

両サイドがポケットになっており、

持ち物を仕分けしていれられる。

 

バッグ自体は205gという軽さ。

何も入れない状態で肩からかけると、

持っていることを忘れるくらい。

 

白のブラウスやTシャツに持つとバッグが映える。

 

冬の黒のダウンにも映えるに違いない。

 

 

一方のストールは、私の部屋にて購入。

 

これまで愛用していたストール。

タイの市場で購入した1,000円もしなかったもの。

 

薄いグレーに花柄の、色も絵柄もお気に入り。

 

生地の薄さもちょうどよく、

肩からかけたり、

マフラー代わりに巻いたり。

おもに秋冬でつかうけれど、

夏には冷房対策にも使える。

 

使わないときに、

バッグの中でもかさばらないのもいい。

 

この色柄が好き、と使うたびに嬉しくなる。

 

それなのに、

昨冬の終わりに毛羽立ち、こまかな毛玉が目立つように。

 

春先にショールとして使用したときには、

毛羽立ちが気になり、

混んだエレベーターの中で、

着用していることが急に恥ずかしくなってしまった。

 

家で冷静に眺めても、

この生地の状態ではもう気持ちよく使えないな、と判断。

 

 

残念ながら、こちらは断捨離。

 

同じような色合いと柄のもの、見つかるかな。

 

めずらしく目的なしに、

ふらっと立ち寄った雑貨屋さんで、

似たような風合いのストールを見つけ、即決。

 

布の端に濃いピンクがかった色がはいっていて、

先代のストールより派手な印象。

 

でも先代購入時よりさらに歳を重ねた私の顔には、

この色がさし色となって映えるに違いない。

 

急に気温が下がる日。

 

そろそろストールデビューの日かな。

 

 

服も部屋も色をおさえたシンプルなものがお気に入り。

 

でもそれだけではつまらない。

 

プレーンな服に柄物の小物。

シンプルな部屋にアジアン雑貨。

 

印象的なものを足すことで、

遊び心を満たしている。

 

知らず知らずのうちに、

相反するものを選ぶことで、

バランスをとっているのかもしれない。

 

そういえば、

スイーツの好みもそういう傾向がある。

 

ただ甘いだけのものは苦手。

 

ケーキのトッピングはイチゴやラズベリーなどのベリー系、

グレープフルーツなどの柑橘系を好んで食べる。

 

酸味が加わることで、

甘さが口のなかでやわらぎ、

飽きずに美味しく食べられる。

 

秋のスイーツは、芋、栗、かぼちゃ。

私はちょっと苦手。

 

お気に入りの和菓子屋さんのシャインマスカット大福に初挑戦。

残念ながら、いちご大福には勝らなかった。

 

 

装いも味覚も秋真っ盛り。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

 

 

 

断捨離した大物とその後

 

寝室入口横の夫スペース。

 

夫は在宅時、

食事と仕事をテーブルでする以外、

このスペースで過ごす。

 

 

3年前にこの家に入居してから大きな変化はないけれど、

唯一大きく変わったことと言えば、

この夫スペースができたこと。

 

以前この場所には、

4段引き出しの白いチェストがあった。

 

長男を妊娠中に購入したもの。

 

細々とした赤ちゃん用品を整理できるものが必要で、

当時好きだったフレンチナチュラルテイストのものを選んだ。

 

白木で表面は白く塗装してある、

やわらかい印象の MOMO natural の家具。

 

新婚当初の家は狭かったこともあり、

小さなテーブルやカラーボックスなどの手持ちの家具を持ち寄っただけの部屋。

 

そんな部屋に初めての家具らしい家具。

 

嫁入り道具と思って大切にしてきた。

 

 

 

息子達が乳幼児の頃は、衣類やケアグッズを収めていた。

 

玄関に少しスペースのある家に住んだ時は、

外出時に必要なハンカチやティッシュ、雨具などを入れてるために

玄関に置いていた。

 

一時、実家に預けていたけれど、現在の家に転居した際に、また持ち込んだ。

 

現在の家は収納スペースが充分すぎるくらいある。

ただ、広いスペースなので、

細かなものを仕分けるには収納家具も必要だと思っていた。

 

できればリビングに置きたかったけれど、

テーブルの位置が決まっているので、

チェストを置くスペースがなく、

寝室入口付近に設置した。

 

 

このコーナーの雰囲気が好きだった。

 

そんなチェストに何を収納していたかというと、

夫と私の私物、

文房具、

PC とその周辺機器。

 

現在は押し入れの収納ケースに入れているもの。

 

この場所になくてはならないもの、というよりも、

収納家具があるから入れていたものばかり。

 

 

そして、使いながら気になっていたことが2つ。

 

 

その一つが、寝室に背の高い家具があること。

 

このチェストの前に布団を敷く。

 

もし大きな地震でもきたら、

上半身にこの家具が倒れてくる。

 

 

二つめが、家具自体の使い心地。

 

下2段の大きな引き出しは、

引き出すのに力がいる。

出し入れするたびに、キーという音がするようになっていた。

 

気軽に気持ちよく出し入れできない。

 

 

徐々にチェストを使い続けることに疑問を持つように。

 

 

中の物は本当に必要か、

移動させることはできないか。

 

何度も引き出しの中身をのぞき込み、

移動させる算段をつけ、

徐々に中のものを取り出していった。

 

中が空になると、

その後は早かった。

 

このチェスト、処分してしまおう。

 

考えが変わらないうちに、

粗大ごみの回収チケットを購入。

 

我が家の地域は一辺が90cm未満であれば可燃ごみとして出せる。

 

そのギリギリ90cmにおさまる。

 

粗大ごみの回収願いの電話をしたところ、

粗大ごみでなくても出せますよ、とのこと。

 

少し迷ったけれど、

万が一回収されないことを考えると、

粗大ごみとして回収してもらったほうがいいな、

そう思い、粗大ごみとして申し込んだ。

 

この回収をお願いしたのが、

コロナが日本に上陸し、

学校が一斉休校になった頃。

 

目に見えないウイルスに最もおびえていた時期。

 

夫の不在時だったので、

息子達と3人がかりでごみ置き場まで運んだのを覚えている。

 

ごみ捨て場まで出ただけの息子達が、

久しぶりに外に出た、

と興奮気味に言ってた。

懐かしい。

 

 

そんな2年半前に家具を断捨離後、

夫の私物を出し入れしやすい場所に収納する必要があったため、

次男の部屋のクロゼットで眠っていた2段のチェストを一時的に仮置き。

 

夫の私物も見直しをし、

ゆくゆくは2段チェストも処分するつもりだった。

 

 

その2段チェストは現在も健在。

 

夫のくつろぎスペースとなっている。

 

 

YouTubeや映画観賞、趣味のギターを弾くのもこの場所。

 

考え事もここでする。

 

ローチェストがテーブル代わりとなり、

簡単な作業も済ませる。

 

夫のコロナで自宅療養中には、

ここで食事をしていた。

 

仕事で疲れて帰った後も、

この場所でくつろいで気持ちをリセットしていく。

 

このスペースができたことで、

寝室は、寝室兼夫の部屋となった。

 

 

大切にしてきた家具を処分するには

思い切りが必要だった。

 

ごみ置き場に置いたときの、

感傷的な気持ちも覚えている。

 

それでも、大物家具を処分したことで、

夫の憩いの場を手に入れることができた。

 

夫にはなくてはならないスペース。

 

 

ものを捨てることで得られること。

 

ものではない

もっと大切なものを手にいれられる。

 

 

 

 夫の不在時には、私もこの周辺でくつろぎます ↓

uminotebook.com

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

汎用性のあるスツール 

 

キッチン奥に木製スツール。

 

我が家にきてから、もうかれこれ20年近くたつ。

 

当時よく夫と足繁く通っていたアンティークショップで購入したもの。

 

アンティークショップというより、

古道具屋というべきか。

 

品揃えは大正から昭和初期の日本のものが多い印象だった。

 

懐かしい雰囲気でいっぱいの店内。

 

訪れるたびに欲しいものが見つかり、

何かしら持ち帰らずにはいられなかった。

 

 

木製の引き出しや本立て、サイドテーブル、小さな黒板。

 

新しいものにはない、

懐かしいような、味わい深いのものをインテリアとして所々に加えたくて、

小さな家具を購入することが多かった。

 

夫は古めかしい文房具。

 

クリップとか万年筆など購入していたのを覚えている。

 

手に入れたものは、

そのまま飾ることもあれば、

高さを変えてみたり、

元の用途とは違う使い方をしたり、

自分なりに創意工夫しながら使い続けていた。

 

 

引っ越しで何度か家が変わっていき、

インテリアの好みも少しずつ変化して、

借りた家の雰囲気にうまく合わせることができなくなったり、

置き場所がなくなったりで、

手に入れたものたちを段々と手放していった。

 

そんななか、唯一残ったのが、このスツール。

 

どんな目的で購入したのか覚えていないけれど、

丸みのある柔らかな形と優しい色合いに一目ぼれしたのは確か。

 

このスツール、

座面の裏側にかつての持ち主の住所と名前、日付が記入されている。

 

遠く離れた、小京都とも呼ばれる魅力ある地方都市名。

 

そんな歴史にも愛着がわく理由のひとつ。

 

 

いまだに、がたつきのない頑丈なつくり。

 

頑丈なのに、私でも片手で持ち上げられるくらい軽い。

 

ただ置いてあるだけでも絵になる。

 

部屋を飾るのが好きだった頃は、

雑貨を飾るスペースにもなった。

 

 

計画性なく、

手あたり次第直感で買い物したものの一つに違いないのだけど、

このスツールだけは買ってよかった、

つくづくそう思う。

 

 

見た目だけでなく、使い勝手もとてもいい。

 

調理中、ちょっと腰掛けたり、

上部収納の棚のものをとる際の踏み台にも、

エアコンの稼働中にはサーキュレーターの置き場にもなる。

 

 

いまはないけれど、

ソファがあったころには、

コーヒーテーブルにもなった。

 

訪問者が多かった頃は、

不足分の椅子としても重宝した。

 

 

軽くて移動させやすいので、

家中の高いところのものを取る際には欠かせない。

 

軽いから移動も億劫に思うことがない。

 

このスツールを踏み台にする私を見るたびに、

いつ足を滑らせて落ちるかと、ヒヤヒヤする、

と夫。

 

はた目には危なっかしく映るらしい。

 

それでもこのスツールに立てる体力があるうちは、

所有し続けたい。

 

 

月が変わり10月に。

 

今月も月初めにする家事をこなす。

 

スポンジの取り替え、洗濯槽のハイター浸け、水回りの排水パイプパイプ掃除、窓拭きとサッシの掃除、ペストコントロール

 

カーテンレールと照明の拭き掃除、換気扇の掃除、にはスツールが欠かせない。

 

 

からりと晴れた気持ちのいい日になりそうな日曜日。

 

そんな日は、

いつも以上に掃除や片付けに精が出る。

 

スツール片手に、部屋中をウロウロすることにしようか。

 

 

 

uminotebook.com

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

 

 

物価高に挑む  ストック食品の保管場所

 

物価がじわじわと上がっていることを、

日々の買い物で実感している。

 

物価高に対抗すべく、

我が家は、買い物しすぎない、

過剰にストックを持たないことで、

食費をあげないよう、

ストック品の見直しをすすめてきた。

 

 

ストック品は、

①調味料

②常備品

③非常時用

にわけられる。

 

ポイントは、「ストック品」とひとくくりするのではなく、

分類によって、収納先を変えること。

 

最適収納先は、

目につきやすく、

手に取りやすい場所。

 

 

①調味料ストックの収納先

 

調味料は使うものが決まっているので、

使用中のものが半分以下になったら、次のものを買い足す。

 

調味料のストック置き場はコンロ下。

 

 

電子レンジと油を置いている収納ケースのすきまに一時的におく。

 

なくなりそうな調味料が多いと雑然とする。

 

それでも、在庫管理がしやすい最適な場所。

 

 

以前、これらのストック品を先日紹介した寝室の押し入れに収納していた。

 

uminotebook.com

 

その頃は、重複買いの多かったこと。

 

買い物前の確認も面倒で、

確認せずにとりあえず買っておこう、ということも度々。

 

でも、コンロ下での保管なら、

面倒に思うことなく在庫を確認でき、

次の物をすぐに取り出せるし、

購入後もすぐに片付けられる。

 

 

②常備品の収納先

 

常備品は、毎日のように使うものではないけれど、

必ず調理に使うもの。

 

缶詰や乾麺、乾物。

 

これらは、キッチン壁側収納の棚と引き出しに収納。

 

お菓子かご、塩と砂糖のキャニスターの奥にずらりと並べている。

 

 

缶詰は調理用と非常食用があるけれど、

同じ場所で保管。

 

非常食用は以前、

寝室押し入れ収納の食品ストックスペースに保管していた。

 

缶詰は時々夫のおつまみになったり、

ツナ缶は息子がおにぎりの具に使ったり。

 

夫や息子達が取り出しやすいよう、

キッチンで保管することにした。

 

トマト缶やトマトピューレ、ザーサイ、タイカレーの素は、

我が家の必須ストック品。

 

トマト缶はいろんな料理に使うので、

4缶以上、と多めにストック。

 

ここに置けるだけ、と増えすぎないよう、

ざっくりと管理。

 

 

その他、常備品の乾麺は、

パスタ、うどん、そば、そうめん。

 

こちらは最近、収納先を変更し、

使いかけのものをキッチン壁側収納の引き出しにまとめた。

 

 

uminotebook.com

 

乾麺は非常食用を兼ねるため、

多めに常備。

 

ストック分は、押し入れの引き出しが収納先。

 

 

うどんやそばは、以前生麺を購入していた。

 

生麺は日持ちしないため、食べそびれることもしばしば。

 

また非常用にストックしていた乾麺は、

普段生麺を食べていると、乾麺を食べる機会がなく、

気づくと賞味期限切れに。

 

両方の無駄を省くためにも、

うどんやそばは乾麺だけをストックし、

生麺の購入をやめた。

 

といっても、パスタ以外あまりうどんやそばを食べることがない。

 

非常食を兼ねて乾麺でストック、というのが、

我が家にはちょうどいい。

 

 

常備品の乾物は壁側の引き出しに。

 

uminotebook.com

 

封を切ったものは一部冷蔵庫で保管する。

 

乾物は小袋が多いので、

小さめの引き出しに収納することで、

行方不明を防いでいる。

 

無印良品の2個に分かれている引き出しには、

仕切りがついている。

他に収納ケースを使わなくても、

仕分けできるところが気に入っている。

 

 

③非常時用

 

非常時用はカップ麺とレトルト食品、パックご飯、グラノーラや豆乳など。

 

カップ麺とレトルト食品は、キッチンシンク上部収納。

 

 

uminotebook.com

 

 

非常食だけど、

お腹がすいた時息子達が勝手に食べられるよう、

キッチンで管理。

 

かごに入るだけ持つので、

1個減ったら、1個補充する。

 

パックご飯は押し入れ収納の引き出しに。

 

 

引き出し下段がパックご飯。

スープやグラノーラ、豆乳などを保管。

 

引き出し上段は多めにストックするパスタや野菜ジュースを保管。

 

 

 

我が家は大学生と高校生の息子を持つ、4人家族。

食の細かった次男もしっかり食べるようになり、

現在が食費の頂点なのかな、と感じている。

 

家族揃っての外食は数か月に一度。

朝晩のご飯はもちろんのこと、お昼もほぼ家ご飯。

夫と次男はお弁当持参で、長男は週の4日は家で昼食を食べる。

間断なくご飯づくりをしているので、食材を無駄にすることはほぼない。

 

野菜は旬のものを選ぶのはもちろんのこと、

少々値の張る旬のフルーツや魚もあまり我慢することなく食卓にだす。

 

日々、買い物といったら、

食品か日用消耗品ぐらいの我が家。

 

物価高とはいえ、

あまり切り詰めることもしたくない。

 

これまでの買い物傾向から、

つい早めに、余分に買ってしまいがちだったストック品の見直すことが、

我が家にとっては一番の節約になっていると思っている。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

寝室収納の改善  ストック品減らしで快適収納

 

寝室、押し入れ収納の下段。

 

半分は、夫婦の布団一式、

もう半分は食品ストックと、布団乾燥機。

 

最近ストック品を見直すことで、

この収納スペースを使いやすく改善できた。

 

 

夫のコロナ感染や、台風により、

普段以上に在宅時間が長かったこともあり、

ものの見直しと収納の見直しがはかどったこの1ヶ月。

 

食品を買いだめするくせを改め、

隣のクロゼットのすき間に仮置きしていたものの整理と断捨離をした。

 

クロゼットにできた空きスペースに、

この押し入れ下段スペースにあった除湿器を移動。

 

きゅうくつだった収納が、ほどよい収納量に落ち着き、

寝具の出し入れが格段にしやすくなった。

 

 

夫婦の寝具はここにあるものと、マットレス

マットレスは収納スペースに入らないため、

部屋に出したまま。

 

半日は壁広げたまま立てかけて、湿気をとばす。

 

午後には折りたたんで部屋の片隅へ。

 

いまの時期、まだタオルケットと薄い夏用掛け布団のみ。

掛け布団や毛布などのシーズンオフ寝具は、

白の布団ーに袋に入れて出番を待つ。

 

急に寒くなっても、布団袋から取り出すだけ。

 

布団乾燥機をすぐ横に収納。

 

しばらく使っていない寝具でも、

寝る前に乾燥機をかければ、

安心してすぐに使い始められる。

 

息子達は自分たちのペースで布団乾燥機をかけるため、

各自が勝手に持ち出して使う。

 

 

右側、収納ケース2段には、食品ストック。

おもに非常時の食材を収納している。

 

寝室に食品ストックというのはおかしなことだけど、

寝室はキッチンのすぐ隣。

出し入れも、在庫管理も一番しやすい収納スペース。

 

引き出しの下段には、

温めるだけのパック入りご飯やインスタントスープ、豆乳や乾物、粉もののストック。

上段には、

パスタやうどんなどの乾麺のストックとパウチいりのおかゆと野菜ジュース。

 

引き出しの上には、お菓子のストックとお米。

 

引き出し横、乾燥機の奥には、

炭酸水のストック。

 

 

非常時の食品ストックは、

普段でも食べるものを一定量ストックすることで対策。

 

非常用にだけ準備して、

うっかり賞味期限切れとなるのを防止する。

 

また、食べなれたものほうが非常時にはありがたい。

 

賞味期限切れ前に消費する際にも、

食べなれたもののほうが無駄にせずにすむ。

 

ちなみに非常用も兼ねる缶詰やインスタント麺などは、

普段でも食べられるよう、キッチンで収納。

 

 

この家に入居して、ずっと悩んできたこの押し入れ収納下段スペース。

 

食品ストックが引き出しに収まりきらず、

引き出しの前や炭酸水のペットボトルの上に積み上げられていた。

 

当然出し入れしづらく、ストック品の重複買いをすることも多々。

 

非常時の食品管理も、ずさんだった。

 

先月の夫のコロナ感染で、久々に非常時の食品の出番。

 

スポーツ飲料や飲むゼリー、乾麺などをこの引き出しからだすと、

ことごとく賞味期限切れ。

結局買いなおす羽目に。

 

いざという時の準備は必要だけど、

いざという時に役に立たないのでは何にもならない。

 

ストック食品の買いすぎもよくないな、と実感。

 

まずはこのスペースでのお菓子のストックをやめる、

と決め、量を徐々に減らしていった。

 

ただそれだけで、

空きスペースができ、

収納の工夫などしなくても、

出し入れしやすく改善された。

 

 

ストック品は必要だけれど、

必要以上に揃えても食べきれても無駄にしてしまう。

 

ストック量を見直すことで、

収納スペースにも余裕ができ、

使い勝手もよくなった。

 

ストックが減ると、

次の購入のタイミングもわかってくる。

 

ストックを沢山していた頃は、

ストックされたものを使い始めたら、すぐに次を補充。

買っても買っても不安だった。

 

不思議なことに、

沢山買い込んでいた頃よりも、

不安が減った。

 

毎日使うものじゃないから、

まだ買わなくても大丈夫、

と冷静に判断できるように。

 

この寝室収納の改善を試みたことで、

苦手だったストック食品管理のコツを、

私なりにようやくつかむことができた。

 

少し余裕のできた収納。

この余裕を維持できるよう、

今後も購入ペースには気を付けていきたい。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村