寝室からダイニングスペースを眺める。
平日夕方、ちょっと疲れたとき、
ごろごろしながら目にする、
お気に入りの光景。
我が家のリビングスペースは、
リビングというよりも通路。
息子達が在宅していると、
寝転がっていても何だか落ち着かない。
その点、寝室はダイニングスペースのすぐ横、
奥まった北側の部屋だから、
隠れ家のようで落ち着く。
本を読んだり、スマホをみながら、
そのままうとうとするときの幸福感。
私がこの場でごろごろしているときは、
疲れてるんだな、
と息子達もそっとしておいてくれる。
寝室といっても就寝時に布団を敷いて寝るので、
昼間はリビングスペースのように広々している。
片隅に置いたマットレスを、
ソファー代わりにも、 クッションがわりにも使う。
ドアのすぐ横にあるローチェストは、
夫のデスク兼収納スペース。
以前、ここには4段引き出しのチェストを置いていた。
収納引き出しとしては重宝していたけれど、
地震時を考えると寝室には向かない家具だった。
かと言って、
４段チェストは他に置き場もなく、
入居半年で処分した。
チェストに入っていた夫のものを収納しなければならず、
断捨離対象になっていたこの2段チェストを
次男の部屋のクロゼットから移動させて、設置。
中のものを寝室クロゼット内に収納し直し、
この２段チェストもゆくゆくは処分するつもりだった。
ところが、
夫がこの空間を気に入り、
このスペースでくつろぐようになった。
チェストの上にはPCをおき、
ちょっとした仕事ならこの場でこなす。
YouTubeや映画を観るのも、
本を読むのも、
ギターを弾くのも、
全部この場所。
疲れたらそのままゴロンと横になりお昼寝。
いまでは、寝室兼夫の部屋となっている。
この２年ほど、
リビングで過ごす夫を見た記憶がほぼない。
このスペースで大半を過ごし、
くつろぎ、
疲れを癒している。
なので、
私がこの場所でくつろぐのは平日の夕方限定。
夫がいないことをいいことに、
大の字になって寝転がる。
たとえ10分でもここで過ごすことで、
この後の夕飯づくりを
よし、頑張るか、
という気持ちに切り替えられる。
この場所は、
夫と私の元気を回復させる、
充電スポット。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
