我が家で一番すっきりした、
眺めのいいクロゼット。
主は、
物欲皆無の次男。
今年から大学生の次男のクロゼットを整理。
1か月前まで掛かっていた制服は撤去。
ぎりぎりになってそろえた外出着が、
余裕で収まる。
高校3年間、
学校以外の外出は数えるほど。
そのほとんどが家族との外出で、
ほぼ部屋着のまま外出するという。
嬉しそうに季節ごとに服を買いに出かける長男とは正反対。
唯一買いに出かけたのが、
校外学習用の服を買いに出かけた2年前。
高校入学時、
制服代が痛い、と感じたけれど、
結局制服以外の被服費は、
ゼロに近かった。
買わなくて済むならそれに越したことない、
と、私もあえて何も触れてこなかった。
だけど、
大学生となるとそうもいかない。
長~い春休み中、
服を買いに行こう、
と何度声掛けしてもしぶる次男。
入学式1週間前を切ってからようやく、
誘い出してくれた長男と二人、
渋々行った買い物でそろえた3着と、
高校時代の唯一の買い物でそろえたもの、
長男からのお下がり。
なんとかそろえたワードローブが、
冒頭のクロゼット。
いつも同じでいい、
いや、
いつも同じがいい次男。
上下3着ずつあれば充分。
長袖で過ごせる1か月ほど、
なんとかやり過ごせる。
通学がはじまってから半月。
着用した服がこちら。
年末に帰省先の実家近くの店で、
スタイリスト長男が見繕ったもの。
次男はこの服をいたく気に入り、
この上下セット以外着るを、
見たことがない。
考えるのが面倒なのか、
興味がないのか、、
気に入ったものだけをとことん使う。
それが次男。
小学生の頃からそんなところがあった。
南国での小学生時代、
汗をかくので、
多めに準備したTシャツ。
それなのに次男は、
2着だけを交互に着ていく。
小さくなったり、
色褪せたり、
そろそろ違うの着ようよ、
と声掛け。
すると、
次の2着はこれとこれ。
と選んで、ひたすら交互に着続ける。
私服の制服化を、
生まれ持って実践している、
ミニマリスト気質。
毎日同じは恥ずかしい、
と未だに思う私とは大違い。
余計な思考、お金を使わなくて済む次男が、
心底羨ましい。
3年間お世話になった制服にさよなら。
頑張って入学した学校の制服ということもあり、思い入がある、、
中学の制服のようには潔く捨てられない、、、
のは、私。
かといって、
今後着ることはないもの。
次男は、
いらないでしょ、
と、さっぱりしたもの。
まとめておいて、
物置にしばらく保管後、
捨てるとしよう。
リュックは、
中学も合わせて5年間使用。
こちらは、
釣り用、災害時用として、
今後も使う。
中を確認すると、
レシートやら、
固まった未使用のティッシュやら、
残骸がいろいろ。
南国時代のスクールバスカードが入っていたのには、
驚き。
捨ててもいいのか念のため確認すると、
取っておく、
との返答。
制服はいいけど、
よれよれに折れ曲がったバスカードは捨てない。
いまだに理解できないことも多々、
次男の不思議な感性。
最後までお読みいただきありがとうございます。