次男がずっと大切にしてきたおもちゃ。
左側の箱のふたにあるのが、
今回断捨離するおもちゃ。
右側が残すおもちゃ。
次男が使っていたおもちゃ。
高校生の次男、おもちゃの整理をする。
長男の広い押し入れ収納の上に、
更に天袋収納がある。
椅子の上からでも、手前しか手が届かない場所。
そこに、この箱を保管してきた。
前回出したときから、1年以上たつだろうか。
同学年の他の子と比べると幼く感じる次男。
それでも高校生になって、随分大人びたので、
このおもちゃ箱もさすがにもういらないのでは、と思い、
選別を促す。
この家に入居した3年前、
実家に預けていた荷物を、半分処分し、半分持ち込んだ。
テーブルやテレビボードもその一部。
布団類や衣類は半分以上処分して、必要なものは買い足した。
おもちゃ、プラレールやぬいぐるみ、絵本、DVDも、
実家に預けた当時はまだ思い切りがつかず残していったけど、
その5年後には息子達も成長し、
未練なく処分できた。
ただ、次男のおもちゃだけは別。
次男は幼い頃からインドア派。
放課後に外へ遊びに行くこともほとんどしなかった。
遊ぶ約束をしたとしても家で遊ぶ。
幼稚園や小学校時代の休み時間でさえも教室で過ごしていた。
ある程度年齢がいくと、ゲームに夢中になっていったけれど、
それ以前は、ウルトラマン人形やトランスフォーマー、ダンボール戦記などのフィギュアを使って遊んでいた。
小学生中学年ぐらいに、LEGOやホネホネザウルス(食玩でパーツを組み合わせて作る)を経て、おもちゃ遊びは卒業した。
LEGOは南国時代に卒業したため、そのまま処分してきた。
子供時代のままの状態で、現在の家に持ち込んだ。
少しずつ断捨離したり、
あまり思い入れのないキャラクターのものは知人に譲ったり、
これまでも何度か見直しをしてきた。
それでも、箱ごと全部処分していいよ、とはならない。
身の回りのものに執着しない次男。
服も靴も最低限の気に入ったものがあれば他は必要ない。
買い物に行くこともしない。
コンビニすら行かない。
次男の部屋のクロゼットにあるものを、
頃合いをみては、処分していいか確認すると、
いいよという返事がほぼ返ってくる。
そんな次男が、
このおもちゃだけは手放すと言わない。
ひとつひとつ手に取って吟味するものの、
やっぱり残したい、となる。
だからといって、
時々でも出してきて眺めるわけでもない。
そろそろ断捨離できるかな、
と収納先から出してくると、
懐かしい、と嬉しそうにひとつひとつ物色し始める。
その繰り返し。
なんど確認しても処分に至らないので、
私自身、この家にいる間は無理に断捨離することないのかな、と思い始めている。
今回断捨離できたのは、
もう本体はとっくに捨ててしまったおもちゃの細かなパーツ類と
少しのフィギア。
思い出のおもちゃも少しずつ厳選されてきた。
長男いわく、
私や夫が子供時代に使っていたものを探し出すのは、
祖父宅でのたのしみのひとつ、だったらしい。
そんなことを聞くと、
このおもちゃ箱一式くらいは取っておいてもいいのかな、
なんて思う。
幼児時代の次男は、
ウルトラマンとは切っても切り離せない存在。
手に取ると幼い次男の姿が思い出され、
私自身、全部断捨離してしまったら寂しいな、という気持ちになる。
まだ取っておく、という次男の判断に、
実のところ、私は少しホッとしている。
私自身、息子達の幼い頃の思い出のものは潔く処分できません ↓
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