私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

失うものを減らす  防災について考えること

 

玄関に置かれた、

取り込んだ物干し竿3本とベランダのサンダル、ほうきとちりとり。

 

玄関突き当たりのトイレ横には、

プラスチックやペットボトルなどのリサイクルごみを一時保管している収納ケース。

 

普段はベランダに置いてあるものを風で飛ばされないよう屋内へ避難。

 

先日過ぎ去った我が家の台風対策のひとつ。

 

 

台風に見舞われた三連休。

 

台風は前もって予測が可能だから、

それなりに心構えができる。

 

私が今回行った台風対策。

 

買い物

予定の見直し

ベランダのものの取り込み

洗濯

充電

 

 

連休中は雨風強まりそうだったので、

外出しなくて済むように食事メニューを決め、

買い物をすませた。

 

我が家は日曜よりも月曜のほうが影響がありそうだったので、

外出予定のある家族には、

予定を繰り上げるか、変更するよう声をかけた。

 

ベランダのものの取り込みは、

雨のない金曜日のうちにすませた。

物干し竿3本、リサイクル用ゴミ箱3ケース、ベランダ用サンダル1足。

ほとんどもののないベランダ。

ものの移動はあっという間に終わる。

 

洗濯を乾きやすい金曜日の間にすませる。

もちろん洗濯は雨の日も毎日するけれど、

台風の前は湿度も高く、乾きにくい。

シーツなどの大物、厚手の服、

普段なら次の日の洗濯にまわしてしまうものも前倒ししての洗濯。

 

充電が必要なものの確認。

特にスマホとモバイルバッテリーはしっかり充電。

 

 

あとは家で静かに通り過ぎるのを待つ。

 

 

なにか災害が起こるたび、

何もかも無くなってしまった、

という被災された方々の言葉を、身に詰まる思いで聞く。

 

それでも命ある限り、

生活を立て直し、

生きていかなければならない。

 

自分がその立場に置かれたとき、

そんな力を奮い立たせることができるのか。

 

生きていられるだけでよかった、素直にそう思えるだろうか。

 

もし災害に見舞われたとき、

また立ち上がるために、

いまできることはなんだろう。

 

そう考えたとき、

私は、失うものを少しでも減らすこと、という考えにたどり着く。

 

抱えているものが少なければ、

命を守る、ただそのことに集中できる気がする。

 

多くを持たず、

地震や火事や水害、なんらかの予期せぬ災難に遭い、

全てを失ったとしても、

身の回りのもの少しだけ揃え直せばまた何とかやり直せる、

私はそう思えるようでいたい。

 

 

災害に限らず、

いつどんなことが起こるかわからないのが世の常。

 

なにが身に降りかかっても、

大丈夫、

そう思えるように、

少しずつ、身の回りを整理して、

ものに惑わされず、執着せず、

身軽な生活を送りたい。

 

 

いつもより少し長い在宅時間。

そんなことを考えながら、捨て活を進めた。

 

日々の生活でも、

防災という観点からも、

少ないものでの暮らしが役立つと信じながら。

 

 

 

uminotebook.com

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村