いつもと異なる窓からの景色。
まだまだ暑い日は続くのに、
8月も最終週になると、
今年の夏が終わるのか、
というどことなく寂しい気持ち。
空の様子もなんとなく、
秋っぽいような。
とはいえ、私は、
世間とは逆行して、
絶賛夏休み中。
過ごしているのは、
病院。笑
昨年春に受けた手術の、
追加の手術。
一年以上たち、
ようやく決まった今回の手術入院。
前回の入院と大きく異なるのは、
仕事を辞めなくてよかったこと。
後半から長期休みをいただくために、
前半は連勤を乗り切った。
退院後の体力回復期間も含め、
半月強の休みが欲しいと伝えても、
快く承諾いただけた。
また戻れる、
自分の身体の回復だけを心配すればいい、
前回にはなかった安心感。
人手が有り余ってる職場でもないので、
そんな甘えをいただけることに、
感謝して、
休み中はしっかり養生。
とはいえ、
術後の辛さの峠を過ぎると、
家事をしないって、
こんなに時間があるのか、というほど、
時間を持て余し始める。
普段じっくり考える時間がないため、
こんなぽっかりあいた時間も悪くない。
なんで病気になったのかな、
から始まって、
半生の振り返り。
後悔も、失敗も、反省も多いけれど、
「もしもこっちを選んでいたら、、」と、
どんな「もしもチャート」をたどっても、
いまの自分が着地点。
現在の自分を受け止めて、
これからの人生を考えながら、
持参したもので過ごす日々。
今回の入院で、
そんなに多くのものは必要ないな、を、
再認識。
入院時の暇つぶし用品。
入院時にゼロから始めた布巾の刺し子セット。
入院時の楽しみにとってあった、ちょっと手ごわい小説。
最近再開した語学の勉強道具。
いつか叶えたい旅行のガイドブック
映画、ドラマ、動画視聴のためのタブレット。
これらがあるだけで、
私は飽きることなく過ごせている。
積みあげたこれらを見て、
気づいたこと。
未来の自分をつくるもの。
これらは、
私にとっての娯楽だけれど、
同時に、
未来の私をつくるもの、
でもあるはず。
これらを続けることで、
私の思い描く未来に少しでも、
近づければいい。
病気が確定するまでの期間、
病気がわかった時、
術後の身体、
新たに仕事見つかるか、
たくさんの不安を抱えてた一年前より、
いまの方がずっと穏やかに過ごせてる。
諦めない限り、
人生はいい方向に向かうと、
信じてる。
夏の前半はちょこちょこおでかけ。
夏を充分満喫できました。
最後までお読みいただきありがとうございます。