キッチン壁側収納棚。
下部は、細かく分かれた引き出しケース。
カトラリーや小さな器、
パスタなどの乾麺や、
乾物、お米や、ティーバッグなどの食品、
フリーザーバッグや乾電池などの消耗品。
キッチンで使うものばかりでなく、
キッチンにあると便利な細かいものを、
収納している。
棚の上には、
大きさ違いのトレー。
上段に、
ランチョンマット、かごに入れたスナック菓子、
塩、砂糖のキャニスター。
キャニスター奥には、
缶詰など。
収納棚の上には、
電気ケトル、果物台としてのかご、お酒、リネンが常駐。
残りのスペースは、
その時々でものを置いたり、
作業台になったり。
買ってきたものを一時的に置いたり、
乾ききっていない器やカトラリーを一時的に置いたり、
果物を追熟させる。
調理前に冷蔵庫から出した材料を並べておくと、
取り掛かりやすいし、
食事時には、
配膳台として頼もしい存在。
4年前の入居時に、
このスペースに合わせて購入した収納棚。
引き出しに入れるものは、
生活スタイルに合わせて、
少しずつ変化してきたけれど、
見た目はほぼ変わっていない。
置きたいものが、
手持ちのもので、
収まっていく快感を味合わせてくれた、
お気に入りの収納。
ぴったり収まっているので、
ちょっとした変化も加えたくない。
そんなぴったり過ぎる収納のせいなのか、
動作が雑になっていたのか、、。
つい先日、
ランチョンマットを戻す際、
かごの奥の缶詰にひっかかり、
きっちり置かれた缶詰が、
ランチョンマットとは反対側のキャニスターを押し出してしまった。
塩を入れたキャニスターは、
勢いよく落下。
これまでも何回か、
ひやっとしたことはあったけれど、
落下はまぬがれてきた。
今回は、
勢いもあり、
見事に大きなひびが入ってしまった。涙
10年以上前に手に入れた、
OXOのポップコンテナ。
当初は手作りクッキーなど、
湿気予防に入れていた。
塩、砂糖用に使い始めたのは、
このキッチンになってから。
容量といい、
手に持ちやすいところといい、
開け閉めのしやすさといい、
とても優秀な容器。
何より、
デザインが好き。
ステンレスの収納棚にもとてもよく合う。
新しいものを購入すればいいのだけれど、
私の手持ちのものは旧タイプ。
いま販売されているものとは、
少し異なる。
新しいものに買い替えればいいだけのこと。
でも、
もう一つのコンテナはまだまだ使える。
同じシリーズとはいえ、
一つだけ買い替えると統一感がなくなりそうだし、
かといって、
二つとも買い替えるのも、
もったいない。
というわけで、
ネット検索すると、
フリマサイトで、
蓋の色違はいだけど、
旧タイプの同じ大きさのものが販売されているのを見つけ、
迷わず購入。
未使用ではなかったけれど、
とてもきれい。
また同じように使うことができ、
一安心。
黒い蓋は残しておくか迷ったけれど、
使うことはなさそうなので、
割れたほうの容器と一緒に処分。
使いやすい容器を新たなものに変えることなく、
収納棚の見た目も維持でき、
一件落着。
我が家のものの量は、
10年前がマックスだったと思う。
その後、
息子たちの成長と、
引っ越しとで、
大物家具も、
収納用品も、
細かな生活用品も、
減る一方。
ものが減れば、
収納用品も減るもので、
ここ近年に購入したものはほとんどなく、
10年以上前に購入したものばかり。
そしてこの10年の間に沢山ものを減らし、
収納用品も随分処分した。
だからこそ、
いまも使い続けているものは、
沢山の断捨離をかいくぐってきた、
精鋭たち。
たかが収納用品であっても、
私は愛でるように、
大切に使い続けている。
そんな長い間大切に使ってきたものたちは、
使えなくなったとしても、
簡単に諦めきれない。
同じものを購入できれば問題ないのだけれど、
10年も経つと、
リニューアルされていることがほとんど。
買い足しや買い替えができる定番商品だから揃えた、
というものも多いというのに、、。
今回、
同じものではなかったけれど、
中古品で手に入れ、
組み合わせて使うことで解決できた。
欲しいものがお得に手に入れられる、
ぐらいの感覚でフリマサイトを利用してきたので、
今回ほど、
フリマサイトの存在をありがたく思ったことはなかった。
自分には必要なくなったとしても、
誰かが必要としてることがあるんだな、
と感じさせてくれた今回の買い替え。
すっきりへの近道として、
不用品はごみとして処分してしまいがちな私。
これからは、
捨てる前に一度、
次の持ち主を探してみるひと手間をしてみようかな。
それが、
手に入れたものへの敬意であり、
そうすることで、
安易にものを手に入れようとしなくなる、
そんな気がする。
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