今年もこの季節がやってきた。
春の訪れを実感することのひとつ、
いちご大福を食べること。
普段は買わないちょっと高級な和菓子屋さんのいちご大福。
これだけは、
毎年家族で味わう。
いけないとはわかっていながらも、
やめられなかったお菓子。
特に好きなのが、
クッキーやアイスクリーム、
プリンやシュークリーム、、、。
甘いものなら何でも好き。
家族が食べるものとは別に、
自分専用のお菓子をしのばせていた。
そんなお菓子をやめる。
正確には、
自分で買って食べることをやめる。
日に日にものの値段が上がっていくのを実感しているし、
健康不安もある。
やめることで、
物価高からの家計への打撃を少しでも回避できる。
特にやめたかったのが、
小麦粉と砂糖のお菓子。
植物油脂やショートニングなどがはいっているもの。
といっても、
間食癖はすぐには抜けず、
代用品を口にしてしのぐ。
クッキーの代わりに、
ドライフルーツやナッツ、ハイカカオチョコ。
あんこが代わりの焼き芋。
アイスクリームやプリンの代わりに、
フルーツや豆乳ヨーグルト。
空腹感よりも、
口寂しさで食べていたお菓子。
これらの代用品で、
充分まぎらわせることができるとわかった。
それに、
和菓子は自分で買って食べてよし。
いただきもののお菓子はよし。
と、抜け道もしっかり用意。笑
お菓子やめたなんて、
言えないくらいゆるやかなもの。
意志の弱い私にとって、
きっとこれくらいのほうが長続きする。
代用品で済ませていると、
たまに口にするいただきもののお菓子が、
びっくりするほど甘く感じられる。
こうやって、
少しずつ自分を慣らすことで、
甘いもの、間食への執着を捨てられたらいいな、
と思っている。
お菓子をやめることで、
減らせたもの。
冷蔵庫のお菓子スペース。
押し入れのストックスペース。
甘いものを物色する買い物の時間。
それから、
このトレーたち。
とくに象柄のトレーはいまでもお気に入り。
タイのGINGERというメラミンプレート。
軽くて割れる心配がないため、
小さなお子さんのいるお母さん方がこぞって購入していた。
我が家ではそんな器はもう必要なかったけれど、
GINGERが展開する絵柄のなかでは大人っぽく、
象がモチーフのタイらしさに惹かれて購入した。
クッキーやチョコなど、
でも、
お菓子をやめたらそんな機会も減り、
このトレーの出番もなくなった。
冒頭の木のトレーと器で充分。
わざわざティータイム専用のプレートやトレーは必要ない。
お気に入りだけど、
今後使うことはない。
お気に入りのプレートを捨てることで、
お菓子をやめるんだ、
という自分への意思表示。
そんな気持ちになれたので、
以前保留にしていた木の小さなプレートと共に断捨離。
お菓子をやめるという一つの行為によって、
ものが減り、
スペースが拡がった。
なにか甘いもの食べたい、
なにか買って帰らないと、
という執着も減った。
おかしなことに、
買わなくていいんだ、
という解放感まで感じている始末。
断捨離って、こういうことなのか。
今年も満開の桜。
いちご大福だけはあともう1回だけ、
買ってこよう。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございます。