私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

溜め込みを断つ 手芸材料の断捨離

 

夕飯準備前

マクラメ編みをしながらの動画視聴。

 

マクラメ編みは手が覚えているので、

刺し子のように手元に集中しなくても進められる。

 

集中力が切れているときの単純作業。

 

私には、

脳と身体のリセット効果を

感じている。

 

ほんの少しの時間だけでも手を動かすと、

心が満たされる私の癒し時間。

 

 

すき間時間に楽しめる手芸と読書。

 

いまは読書よりも手芸に割く時間が多い。

 

 

手芸材料を入れた引き出し。

 

 

コロナの自粛期間、

おうち時間をフル活用しようと、

作りたいものがありすぎて、

材料を買い漁っていた。

 

引き出しの開け閉めに困るくらい、

パンパンに詰め込まれている。

 

一時期遠のいていた手芸。

 

再び毎日取り組むようになり、

この引き出しを開け閉めすることが増えた。

 

そのたびに感じる不快感。

 

ものが引っかかり開け閉めしづらいのが原因。

 

だけど、

それだけじゃない。

 

見るたびに、

やらなきゃ、

全然できてない、

と、後ろ向きな気分になっていた。

 

追い立てられるような気持ち。

 

本来は楽しんでするはずのものなのに。

 

 

今年の目標の一つである、

溜め込みをやめる。

 

uminotebook.com

 

昨年途中、

このいっぱいの引き出しを見て、

今年は(2022年中)手芸用品は買わない、

そう決めていた。

 

確かに、

趣味の手芸用品を購入することはなかったけれど、

それだけではこの引き出しの中は改善されなかった。

 

作品を完成させ続けなければ、

この引き出しがすっきりと片付くことはない。

 

でも、

刺し子やこぎん刺しのような刺繍作業は、

仕上げるのに時間がかる。

 

私のようにすき間時間にちまちまと続けているようでは、

なかなか完成させられない。

 

一向に減ることのない溜め込まれた材料。

 

開け閉めするたびにわいてくる、

負の感情。

 

しばらく手芸から遠ざかっていたのは、

そんな気持ちになることが嫌で、

引き出しを開け閉めしないよう、

手芸自体を避けていたのかもしれない。

 

そんな気持ちに気づき、

挑戦しようと思っていた新たな手芸への挑戦を断念。

 

揃えた手芸キットを断捨離することに。

 

 

引き出しの中のものを出して、

自分に問うてみる。

 

いま最も続けたいものは何か。

 

 

いま最も上達したく、

続けたいのは刺し子。

 

刺し子布巾と糸、こぎん刺しをキット1つを残し、

他の細々した材料や、

新たに挑戦しようとしたマクラメ編みアクセサリーのキットは処分。

 

 

未練はあるけれど、

いまはもっと優先すべきことがある。

 

 

それに加えて、

刺し子を始めた初期の頃の作品もいくつか処分。

 

作品は捨てがたいものの一つだけど、

いま見返すと、

恥ずかしくなるくらい稚拙な縫い目。

 

躊躇なく処分。

 

 

今回強く思ったことは、

収納スペースをあけるためにも早く仕上げないと、というような、

義務感で趣味に取り組みたくはない、

ということ。

 

趣味であるからには、

心から楽しいと思いながら。

自由に取り組みたい。

 

どんな感じに仕上がるのかな、

早く完成品が見たいな、

と、作る過程をわくわく楽しみたい。

 

 

引き出しの中は、

かさが減り、スペースに余裕ができた。

 

 

あいたスペースに、

裁縫かごを入れることができた。

 

引き出し横には、

作成途中のマクラメ編みバッグ。

 

こちら、実はかなりの長期期間放置していたもの。

 

刺し子と比べると、

マクラメ編みは材料も場所をとる。

 

作成途中のものは、

見た目にも綺麗とは言い難い。

 

このバッグ、3月末までに仕上げるのが目標。

 

 

溜め込む、ものが多いことは、

優先すべきことの判断力が鈍るのだな、

ということを今回改めて実感。

 

開け閉めがスムーズになったこの引き出しを開けると、

次は、これを作ろう、

と迷うことなく選択できる。

 

そして、わくわくがとまらない。

 

暇さえあれば手芸に時間を割くようになったのは、

使いやすくなったこの引き出しのおかげなのかもしれない。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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