我が家に遊びに来た友人が、
「電子レンジはどこにあるの?」
電子レンジはガスコンロ下。
扉を開けて見せる。
「そこに電子レンジがあるキッチン、初めて見た」
私自身、ここに置くつもりはなかった。
この家に入居時、壁面に収納棚を設置するまでに、少し間があった。
扉や引き出しのついた食器棚にするか、オープンシェルフにするか、
高さを冷蔵庫にそろえるか、腰ぐらいの高さにするか、
いろいろ決めかねていた。
そのため、
壁面には、現在も使用している無印良品の引き出しを仮置きして、
しばらく過ごしていた。
電子レンジはキッチン横の寝室に置いていた。
これはさすがに、使うたびに寝室へ行くのがわずらわしくなり、
キッチンに移動させることに。
壁面に置けるといいのだけど、
ポリプロピレンケースの上に電子レンジを置くわけにもいかず、
どこか置けそうなところで邪魔にならないところ、、、。
そのころまだ何も置いていなかったガスコンロの下、
扉の中に置いてみた。
この扉内にコンセントはない。
使用時だけ、コンセントに差し込む。
扉があるから、コンセントに差したままにはできない。
使用後は、また抜いて、扉を閉める。
普段は数分の温め機能しか使わない。
数十分の温めや、オーブン機能を使用するときは、
安全面から、オーブンレンジごと取り出して使用する。
いちいちコンセントの抜き差しをするなんて、
使用によってはレンジを取り出すなんて、
面倒といえば、面倒。
でもそれ以上に、キッチンがすっきりしていることが気に入り、
仮置きのつもりが、据え置きに。
家族がよく電子レンジを使うようになったのは、
この場所に設置してしばらくたった後。
なので、こういうものと思っているのか、
使い勝手について文句を言われたことはない。
私は使い勝手の良さよりも、見た目重視。
多少不便でも、すっきりしている方がいい。
電子レンジを扉内に設置したことで、
元々置くつもりでいたラックの上が
引っ越ししたてのように、すっきりした状態をキープできている。
すっきりしたラックの上は、
食事の盛り付けに、
買ってきたものの一時置き場に、
拭きあげた器の一時置き場に、
いろんな用途に使える。
キッチンに圧迫感がなく、
地震時の落下を心配することもない。
出来る限り、見えないところに収納して、見た目をすっきりさせる。
部屋づくりのポリシーは、キッチンで存分に活かされている気がする。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
↓ 必要最低限の機能しかないところがお気に入り。使いやすいです。