私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

私のレシピ帖

 

 

 

年季の入った、

3冊のノートと、

ファイルと料理の本が

1冊ずつ。

 

我が家にある、

料理の本とノートは

この5冊。

 

結婚以来、

作り続けてきた

我が家の味。

 

2冊のレシピ帖のうち、

 1冊は、

季節を問わずつくる

定番料理中心。

 

もう1冊は、

季節料理。

 

縁が黄色いノートは、

ほとんどつくらなくなったけど、

かつて我が家で定番だった

お菓子のレシピ帖。 

 

ファイルされてるのは、

タイに住んでいた頃に習った

タイ料理のレシピ。

 

これらレシピ帖と本は、

換気扇横、

上部収納棚に 全て収めている。

 

この レシピ帖をまとめ始めたのは、

15年ほど前からだろうか。

 

いまのように

スマホで料理しながら、

手軽にレシピ検索

なんて出来ず、

情報源は 雑誌。

 

気になったレシピを切り抜き、

一度つくってみる。

 

気に入らなければ、

処分しておわり。

 

手軽に作れて、

美味しくて、

家族にも高評価をもらえれば、

我が家の味に

殿堂入り。

 

 調理中に広げてるから、

いろんなしみがあるし、

紙も所々水分を含み、

でこぼこ。

 

かつて次男に、

使い込まれて秘伝の書みたい。

頑張った感じが伝わってくる。

 

といわれた。

 

不思議なもので、

結婚当初から何度となく作っている

基本的な料理ほど、

このレシピなしでは

作れない。

 

このレシピ帖がなくなると、

我が家の味が変わる。

 

 

私の母は、

料理上手ではなく、

料理嫌いを公言していた。

 

母はきちんと3食つくる人だったけど、

残念ながら、

おいしいと思える料理は、

あまりない。

 

だからか、

母から教わった料理は

数えるほど。

 

私はおいしく食べることに執着があったから、

雑誌のレシピページを見ては、

自分好みの料理を探し、つくる

を繰り返してきた。

 

その集大成ともいえる

このレシピ帖。

 

我が家の味は

すべてここに詰まっている。

 

 

 

娘ができたら、

結婚する時にこのレシピ帖を渡す、

と決めていた。

 

我が家に娘がいなくて残念だ、

と夫にぼやくと、

 

娘がいても、

クックパッドがあるから、ノートはいらないよ」

と、返されておわりだよ。

 

と、夫。

 

時代の変化は、めまぐるしい。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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