私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

断捨離して後悔した唯一のもの

 

寝室入口横の夫スペース。

 

ローチェストの脇に置いていた、

私の読みかけの本は、

キッチン壁側収納の引き出し一個を空にして、

めでたく収めることができるように。

 

uminotebook.com

 

つられて増殖していた夫の資料は、

頻繁に使っているものでもなさそうだったので、

許可をもらいクロゼット内へ移動。

 

床に直置きしたものがなくなるだけですっきり。

 

連日の暑さでサーキュレーターが大活躍。

 

寒さ対策とクッション性を求めて敷いているグレーのラグ。

 

そろそろ片付けて夏使用に変えた方がよさそう。

 

 

部屋を夏使用に変えると同時に夫のクロゼットも完全夏使用に。

 

気温5度刻みぐらいで衣類を変える私と違い、

夫や息子たちは多少の気温の差は平気らしく、

衣替えも一気に進む。

 

夫は着るものに全く無頓着。

 

管理を一任されている。

 

最優先事項は着心地。

 

最近は休日におしゃれして出かけることなどほぼないので、

楽なルームウエアがあればそれでいい。

 

着替えるのを面倒がり、

コンビニや散歩、ちょっとした用なら、

ルームウエアのまま出かけようとする。

 

それならばと、

普段着は外出着に重きをおかず、

ルームウエア重視へと変更。

 

リラックスでき、

パジャマにもなるけれど、

そのまま外出もできる、

そんな服。

 

まあ、そうなると、

UNIQLO一択で揃えることになる。

 

選ぶ私も随分と楽になった。

 

 

今年こそ買い替えないと、

と昨年からの懸念事項が帽子。

 

丸刈りに夫には、

通年で帽子が必須。

 

夏は日差しよけ、

冬は防寒具として。

 

冬はニット帽を100ショップで調達し、

1シーズン使い切る。

 

夏はハンチングやハット帽などバリエーションをもたせ、

用途で使い分けていた。

 

それが、

南国時代、キャップ以外を着用しなくなり、

断捨離。

 

残された唯一のキャップ、

10年は着用しているはず。

 

色も形も夫にぴったりで、

よく似合っている。

 

けれど、

昨年ぐらいから、

色落ちと、汗染みが目立つように。

 

ひさし部分もほつれがあり、

かなりのダメージぶり。

 

さすがみすぼらしく、

買い替え必須。

 

そして、

キャップも新調したいのだけれど、

もっと欲しいのがハンチング。

 

ポロシャツが夏の外出着の夫には、

キャップでは微妙なコーディネートで、

ハンチングのほうが合う。

 

今夏は何としても帽子を揃えたい。

 

 

帽子は色や形、微妙な差で、

似合う似合わないがはっきりわかれる。

 

これまで私が選んで持ち帰り失敗したこと多々。

 

試着して購入したいのだけど、

その機会もなかなかない(二人そろって出不精なので)。

 

帽子買いたいのに買えない、、。

 

そんななか、

必ず思いだすのが断捨離したハンチング。

 

 

白に近いベージュで、

帽子の深さがぴったりで、

夫にとてもよく似合っていた。

 

Tシャツにも、ボタンシャツにも合うハンチング。

 

あぁ、なんで捨てちゃったんだろう、、

帽子を求めて店舗をうろうろするたびに後悔の念。涙

 

数えきれないほどのものを断捨離して、

何を捨てたか覚えていないものも多い中、

あのハンチング帽だけは忘れられないまま。

 

 

そんな思いをようやく断ち切れる出会いが訪れた。

 

義父に必要な買い物があり、

夫とイオンへ買い物に。

 

義父が帽子が欲しいと言ってくれたのも、

またとないチャンス。

 

 

 

欲しかったハンチング帽が、

並んでいるのを見逃すことなく、

試着、購入までとんとん拍子。

 

数年間も後悔し、

探し続けたものが、

あっけないほど簡単に、

手にいれることができた。

 

同じものではないけれど、

捨てたハンチング帽を忘れさせてくれる出会い。

 

めぐり合わせってあるんだな。

 

 

新しいハンチングと愛用したキャップ。

 

 

写真で振り返ると、

夫は次男2歳半の夏に既にこのキャプを被っていた。

 

10年どころではない、15年!

 

感謝の気持ちを込めて、サヨナラする。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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