私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

入院という非日常の記録④ 留守にする前に準備したこと

 

入院中の家族の食卓。

お世話になった宅配弁当。

 

ご飯とお味噌汁は夫が準備。

 

たったこれだけのことが、

毎日のこととなると大変だった、

と、夫から日々の家事へのねぎらいの言葉。

 

 

入院予定は2週間。

 

家のことは気にするな、

といってくれた夫。

 

一人暮らしも経験があるから、

なんとなくはこなせるのだろう。

 

一人なら、

気ままに過ごしてもらえればいい、

と思う。

 

でも、

息子2人の分もとなると、

どうかな。

 

息子たちと家事分担するんだ、とはいうものの、

新学期が始まり忙しくしている彼らには、

あまり期待できない。

 

どうであれ、

普段家事をほとんどしない夫にとって、

大変なことには変わりない。

 

なるべく家事の負担を減らせるよう、

できる限りの準備。

 

事前に準備したことは3点

・多めにストック

・家事のハードルを下げる手配

・念入りに食事計画を立てる

 

 

多めにストック

 

とくにきらしたくないトイレットペーパーは、

1袋分余分にストック。

洗剤類はボトルいっぱいまで補充。

 

食材は、野菜、肉、魚などの生鮮食品を使いきり、

牛乳や卵、納豆、豆腐などの比較的日持ちしやすく、

頻繁に消費する食品を多めにストック。

また、いざというときのレトルト食品も多めにストック。

 

 

家事のハードルを下げる

 

食べることと洗濯はその都度してほしいけれど、

掃除は手を抜いてもいいところ。

掃除機は、

毎日かけなくてもいいから、と声掛け。

ただ、トイレは汚れをためてほしくない。

トイレ掃除のハードルを下げるために、

普段は使用しない流せる掃除シートを準備。

 

ごみ出しも最低限でいいよ、と声掛け。

ためると臭いが気になる可燃ごみだけ、

毎回出しほしい、とお願い。

プラスチックごみは洗ってあれば多少たまっても気にならない。

その他の分別ごみも、

2週間出さなくてもそれほどの量にはならない。

 

逆にためないほうがいい家事は洗濯。

あえて洗濯は毎日してもらうようお願い。

朝、干し洗濯ものを、そのまま夜に使う、

というルーティンにすると衣類の管理の手間が省ける。

 

 

食事計画を念入りに

 

一番のネックは食事の準備。

夫が悩まずにすむよう、

2週間分の献立表をつくり、

冷蔵庫に掲示

 

朝ごはんは毎日決まったもの。

昼食は息子たちは学食利用、在宅時は主に冷凍めん。

夕飯はつくりおきと宅配弁当。

 

つくりおきは、ドライカレーやミートソース、牛丼を冷凍保存。

食材を使いきりたいこともあり、

直前の夕飯時には多めに野菜をゆでたり、

煮物や炒め物をつくりおき。

 

後半は疲れが出てくることを見越して、

3社の宅配弁当を重ならないよう予約注文しておいた。

 

利用したのは「nosh」「スギ薬局」「コープ」。

 

メニューの豊富な「nosh」でまかなえればいいのだけれど、

週1回の注文で、一気に冷凍で届くため、

我が家の冷凍庫での保管は難しい。

そのため、お届け日をずらして、スギ薬局とコープ弁当も注文。

 

コープは、通常の注文カタログに載っていたお弁当を注文し、

他の商品と一緒に届くもの。

スギ薬局は、たまたまアプリでヘルシー弁当のキャンペーンが目に留まり注文。

 

そんな食事計画も、

長男の予定はよく変わるし、

夫も疲れが出るだろう、、諸々を見越して、

週末の2日間はあえて空白にした。

休みたいときは、

外食したらいいじゃない、と。

 

*****

ここでちょっと余談。

利用した3社の宅配弁当の感想を、、。

 

各社とも、味に遜色なかったけれど、

コープとスギは量が少なめで、

味付けもあっさりしていて、息子たちには物足りなかったそう。

 

noshは、働くママさんや独身者向け、

コープやスギは、健康を意識した年齢層向けのメニュー展開なので、

納得の感想。

 

写真で見る限り、どれもおいしそうだったけれど、

量は見た目では判断できなかった。

 

noshは会員登録制で、

定期的にお弁当が届くシステム。

会費は必要なく、

退会も自由にできる。

ただし、利用に応じて値段が安くなっていくので、

退会すると利用歴がなくなってしまう。

 

我が家は普段利用することはないとして、

半年後には私が再度手術入院することは確かなため、

その際にも利用するかもしれない。

そう思い、退会はせず、利用休止の手続きをした。

 

食べ終わったあとの容器。

重ねてコンパクトに捨てられる。

noshのお弁容器はプラスチックではないのもよかった点。

 

コンビニがすぐ近くにあるので、

いざという時には買いにいけばいい、

と言っていたものの、

利用することなく乗り切れたそう。

 

*****

 

 

そんなこんなで、

自分の入院よりも気になっていた家族の生活は、

予想以上の夫の頑張りと、

息子たちの協力のおかげで、

普段とほとんど変わらなく過ごせていたよう。

 

退院、帰宅後もこんな部屋の状態を維持してくれていた。

 

 

退院から日がたち、

生活はすっかり元通り。

 

それぞれが忙しくしているので、

家族がすすんで家事をする、ということはない。

 

それでも、

お願いすれば快く引き受けてくれる。

 

私が不在の間、

それなりに不便を感じていたようで、

滞りなく毎日を過ごせるのは私の存在が大きかった、

と、改めて感じたそう。

 

対する私は、

不在にすることで、

迷惑かけてしまう、

負担をかけてしまう、

申し訳ない気持ち。

普段通り過ごそうと頑張ってくれた家族には、

感謝しかない。

 

お互いにありがたみを感じ、

思いやりが増した。

 

手術、入院することを嘆いてはいたけれど、

過ぎてみると、

悪いことばかりじゃなかったな。

 

 

 

家族で外食は、

めったにない我が家。

 

たまにはいいんじゃない?と、

勧めると、

近所の韓国料理屋さんに行ったみたい。

 

お肉もりもり^^

 

 

 

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