入院中に使用したベッド横の収納棚。
痛みを感じた術後二日間、
ベッドか起き上がるのも億劫に感じたけれど、
少しずつ痛みが和らいでくるとやる気もわいてくる。
棚やバッグの中をお片付け。
ベッド上の可動テーブルの上や、
テレビ台周りも、
使いやすいように整理整頓。
入院中でも、
ものの出し入れをしやすいように収納したい。
少しでも快適に過ごせるよう、
ベッド周りも整える。
入院中の過ごし方。
いつも決まった時間の食事と、
定期的にある医師や看護師の回診。
その合間、
午前中は家族に電話、
午後はコンビニへお買い物とシャワー。
入院から数日たつと、
そんなサイクルができあがる。
コンビニに行き、
カフェオレとヨーグルトを毎日1個ずつ買うことが、
一日のクライマックス。笑
その合間、何をして過ごそうか、、
毎日時間に追われるように過ごしていたのが、
嘘のよう。
結婚以来、
家事を全くしないこんな時間、
あったかな。
テレワークしながら、
家事をこなしてくれている夫には申し訳ないけれど、
家のこと、
息子たちのこと、
全部任せて、
私は自分のことに集中した10日間。
考えようによっては、
なんて贅沢な時間。
とはいえ、
常に静かに過ごせる訳ではない。
バタバタと人は入れ替わり立ち替わりやってくる。
自分のところではなくても、
お隣さんやご近所さんの気配は常にあり、
話し声も耳にはいる。
静かなときには読書。
周りの物音が気になる時は、
動画観ながらの刺し子や映画鑑賞。
その時の状況に応じて切り替える。
実用書1冊と小説5冊を読破。
ずっと読めずにいた、
かなりのボリュームにひるみそうになるけれど、
こんな機会でないと読めない、と自分を奮い立たせての読書。
まだ中巻、下巻と続くけれど、
入院中に上巻を読み切れただけでも達成感。
映画は11本観ることができた。
まとまった時間が必要な映画鑑賞は、
ここ最近、避けていた。
短い期間でこんなに映画を見たのはいつぶりだろう。
最も見応えあったのは『罪の声』。
途中でやめられなくなり、
消灯時間後もこっそり観ていた、、。内緒。
刺し子は退院までに仕上げられなかったけれど、
退院後の数日、仕上げることができた。
糸の色選び、失敗したかな、、と思いつつも、
裏面も可愛くて、まぁいっか。笑
その後間髪いれずに、新たに刺す。
いくら時間があるとはいえ、
入院中、それほどやる気がおこることはなく、
ただ、時間をつぶすためだけの日課だった。
身の回りのこと、
家事や趣味、
やらなきゃ、ではなく、
やりたい、と思えることが増えてきた。
徐々にやる気がでてくるのを感じる、
今日この頃。
心も身体もこうして少しずつ回復していくのだな、、。