私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

入院という非日常の記録③ 入院中の過ごし方

 

入院中に使用したベッド横の収納棚。

 

痛みを感じた術後二日間、

ベッドか起き上がるのも億劫に感じたけれど、

少しずつ痛みが和らいでくるとやる気もわいてくる。

 

棚やバッグの中をお片付け。

 

ベッド上の可動テーブルの上や、

テレビ台周りも、

使いやすいように整理整頓。

 

入院中でも、

ものの出し入れをしやすいように収納したい。

 

少しでも快適に過ごせるよう、

ベッド周りも整える。

 

 

入院中の過ごし方。

 

いつも決まった時間の食事と、

定期的にある医師や看護師の回診。

 

その合間、

午前中は家族に電話、

午後はコンビニへお買い物とシャワー。

 

入院から数日たつと、

そんなサイクルができあがる。

 

コンビニに行き、

カフェオレとヨーグルトを毎日1個ずつ買うことが、

一日のクライマックス。笑

 

その合間、何をして過ごそうか、、

毎日時間に追われるように過ごしていたのが、

嘘のよう。

 

結婚以来、

家事を全くしないこんな時間、

あったかな。

 

テレワークしながら、

家事をこなしてくれている夫には申し訳ないけれど、

家のこと、

息子たちのこと、

全部任せて、

私は自分のことに集中した10日間。

 

考えようによっては、

なんて贅沢な時間。

 

 

とはいえ、

常に静かに過ごせる訳ではない。

 

バタバタと人は入れ替わり立ち替わりやってくる。

 

自分のところではなくても、

お隣さんやご近所さんの気配は常にあり、

話し声も耳にはいる。

 

静かなときには読書。

 

 

周りの物音が気になる時は、

動画観ながらの刺し子や映画鑑賞。

 

 

その時の状況に応じて切り替える。

 

 

実用書1冊と小説5冊を読破。

 

ずっと読めずにいた、

角田光代さん訳の源氏物語に挑戦。

 

かなりのボリュームにひるみそうになるけれど、

こんな機会でないと読めない、と自分を奮い立たせての読書。

 

まだ中巻、下巻と続くけれど、

入院中に上巻を読み切れただけでも達成感。

 

映画は11本観ることができた。

 

まとまった時間が必要な映画鑑賞は、

ここ最近、避けていた。

 

短い期間でこんなに映画を見たのはいつぶりだろう。

 

最も見応えあったのは『罪の声』。

途中でやめられなくなり、

消灯時間後もこっそり観ていた、、。内緒。

 

 

刺し子は退院までに仕上げられなかったけれど、

退院後の数日、仕上げることができた。

 

 

糸の色選び、失敗したかな、、と思いつつも、

裏面も可愛くて、まぁいっか。笑

 

その後間髪いれずに、新たに刺す。

 

 

いくら時間があるとはいえ、

入院中、それほどやる気がおこることはなく、

ただ、時間をつぶすためだけの日課だった。

 

身の回りのこと、

家事や趣味、

やらなきゃ、ではなく、

やりたい、と思えることが増えてきた。

 

徐々にやる気がでてくるのを感じる、

今日この頃。

 

心も身体もこうして少しずつ回復していくのだな、、。

 

 

 

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