私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

いまの私を支える暑い日々の思い出

休暇中に読んだ本とすすめた刺し子。

 

読み終えられなかった2冊は、

明日からの通勤途中でのお楽しみ。

 

動画をダラダラ見たり、

息子達と高校野球観戦したり、

家族で映画鑑賞したり、

帰省先でも自宅でも、

のんびり過ごすだけの地味な休暇の過ごし方。

 

 

息子達が小さな頃、

夏休みになると、

海だ、プールだ、川だ、公園だ、と水遊び。

バーベキュー、水族館、映画、花火、

水遊び以外でも、とにかく出かけて遊んだ。

 

息子達に沢山の経験をさせてあげたい思いと、

私自身が楽しみたくて。

 

両親とも帰省のたびに、いろんなところに出歩いた。

 

 

その後の南国生活では、

5年間ずっと夏。

 

少しまとまった休みがあれば、

海に、プールに、遺跡に、寺院に、くりだした。

 

 

一生分の贅沢をさせてもらった、 そう思っている。

 

息子達と過ごせる時間は全てを注ぎこみ、

その時やれることを思う存分やりきった。

 

それらの経験全てが、いまの私を支えてくれている。

 

 

半世期(!)生きると、

いまの状況が、

この先も同じように続くわけではない、

ということがわかってくる。

 

ずっとこのままであってほしい、

と思うことも、

いつまでこんなことが続くのだろう、

と思えることにも、

変化はやってくる。

 

いいときも、そうでないときも、

やってきては、 過ぎていく。

 

いま穏やかな生活も、

少し前を振り返ると、

苦しくなるような状況があった。

 

歯を食いしばって乗り切った時があった。

 

そんな時、

過去の沢山の楽しかった体験が、 私を支えてくれた。

 

過去の経験は楽しいことばかりではなかったけれど、

不思議と、

楽しいことしか思い出せない。

 

あれだけの経験をさせてもらったのだから、

いま何もなくてもいい。

多少大変でも、頑張れる。

 

いまの穏やかな生活も、

また怒涛のように変化するときがくるのもわかっている。

 

若い頃のように、

あの頃は良かったな、 戻りたいな、

とは思わない。

 

いまのなんの変哲もない生活が、

とても貴重なものと思えるのも、

苦しかった時期を乗り越えられたのも、

様々な経験のおかげ。

 

 

明日から私は仕事。

また日常に戻る。

 

夏休みに入った夫は、

雑事を済ませるために、

いまはもう帰る場所のなくなった故郷に帰省した。

 

家族揃って過ごす時間は少しずつ減ってきた。

 

年齢とともに過ごし方は変わってくる。

 

無理なく、無駄なく、淡々と過ごす日常の繰り返し。

 

数年前までのような賑やかさや華やかさはないけれど、

いまの暮らし方、

嫌いじゃない。

 

 

南国生活中の5年間、

年中プールで泳いでいた息子達。

 

1年を通して授業でプール、

友達と遊ぶのもプール、

旅先でもプール、、、。

 

1時間水から上がることなく泳ぎ続けなければない水泳の授業を経験した息子達。

 

夏が来ても、

プール行きたい、とか、

海行きたい、 とか全く言わない。

 

もう一生分泳いだ、のだそう。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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