私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

妄想断捨離 実家での過ごし方

実家の床を拭く。

自宅の掃除には、

専用洗剤や使い捨てのシートなどは使わないけれど、

滞在時間が限られている実家では、

時間を有効活用するためと、

掃除へのハードルを下げるために、

便利グッズは多用する。

 

 

滞在中にやってあげたいことは山ほどあるけれど、

数日間でできることは限られている。

 

 

キッチン、洗面所、お風呂場、トイレ、水回りの掃除に重点をおく。

冷蔵庫の中も拭きあげる。

掃除機をかけ、

拭き掃除する。

 

 

数年前までは、

雑然としたリビングや、

部屋の隅にたまったほこりを見るたびに、

腹立たしく、イライラしていた。

 

掃除や片付けができないのは、

年齢とか、その時の家庭の状況とか、

そんなことではない。

 

そんなことを理由に常に言い訳する母にも

イライラしていた。

 

でも、

もう腹を立てたりはしない。

 

自分の意に沿わない環境なら、

自分で変えればいい。

 

家全体を変えることができなくても、

自分達が過ごす場所を整えることくらいならできる。

 

なんでこんなことを私がしなくちゃならないの、

と、もう少し若かった私なら思っていた。

 

でもいまは、

滞在中、自分が気持ちよく過ごすために、掃除する。

誰のためでもない、自分のため。

 

 

いろんなものを避けながら掃除する。

 

これだけものがあれば、 掃除も億劫にもなるよね、

とは思う。。

 

 

ものを買い込む両親ではないけれど、

家に入ってきたものを捨てることがなかなかできない。

 

空箱とか何かの景品とか、

もう使わなくなって久しいものとか、

そのまま置かれている。

 

ものが堆積していっている。

 

自分のものはある程度まで処分した。

 

でも、半年〜1年に数日帰る帰省では、

ごみの処分まできないのが現実。

 

一時期、帰省のたびに、 捨て活をして、

ごみの日に出してほしい、 とゴミ袋を残していっていた。

 

でも、 次の帰省時には、

ゴミ袋から元に戻されていたりして、

実家でものを処分するのをあきらめた。

 

先のことを考えると、 げんなりすることもあるけれど、

いま両親が暮らしている間は、 両親の領域。

 

ほんの数日いるだけの私が、

そのペースをかき乱してはいけない。

 

もし両親だけで生活できなくなったら、

その時は、 私のペースで片付けをすすめる。

 

 

家の中を見渡しながら、

私がこの家の住人なら、

こういう部屋の使い方をする、

この家具は処分する、

と想像する。

 

床を拭きながら、

テーブル上の雑多なもの、

部屋の隅に積み上げられた洋服、

もう使われないであろう調理器具や食器類、

全て頭の中で断捨離する。

 

そうしたら、 あの家具も、 これらの収納用具も必要なくなる。

 

実家の収納スペースがあれば、

ほとんどの置き家具は必要ない。

 

頭の中の実家がどんどんすっきりする。

 

実家は築30年。

古さは感じてもまだまだ暮らせる家。

清潔感さえあれば、 多少の古さは気にしない。

 

頭の中で断捨離して、 もやもやを吹き飛ばす。

 

それが最近の実家での過ごし方。  

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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