ずらり並べたのは、息子達の卒業アルバム、文集、卒業証書、成績表。
これだけの量、かさばるのはもちろんだけど、とにかく重い。
全ての思い出関連のものを出して並べようかとも考えたけれど、
あっさり断念。
こんなに重いもの、いまのうちになんとかして、減らさないと後で大変なことになる。
転居した時に、段ボールに思い出グッズはまとめていたので、その名残で、息子達それぞれ分けずにまとめて置いてある。
収納場所は長男の部屋の押し入れ。
ただ出して並べただけ。
長男の部屋の押し入れスペースは広く、
扉3枚分。
大まかに3分割して使用。
右側が長男の私物、
真ん中が上段に思い出グッズ、下段に非常時用の荷物、
左側が長男の布団。
上部が空いているとはいえ、収納の6分の1のスペースを占領しているのもいかがなものか、とずっと気になっていた。
長男の本も増えてきて、もう少しスペースを広げてあげたい。
重い腰をあげて、ようやく思い出整理にとりかかる。
我が家の思い出関連は、
①証書やアルバム、文集
②学校、幼稚園での作品
③幼児期の作品
④写真
の4種類。
最もボリュームがあるのは②の作品。
最も手をつけられないのが③の幼児期の作品。
少しずつ減らして整理してはいるものの、
まだ相当な量。
そしてなんとかしようと広げるごとに、
懐かしさが邪魔をして、
たいして減らすことができないままでいる。
これまでは家のなかに他にも整理するところがあったので、
一番ハードルの高い思い出関連の整理は後回しにしてきた。
ものがある程度適正量に落ち着いてきた我が家。
量が多くて、雑然としていて、すっきりしない。
心のすみっこで何とかしなくちゃいけない、と引っかかっている収納箇所は、
もう残すところ、この思い出関連を収めている押し入れくらい。
今度こそ、何とかする。
いまの半分の量、できれば収納ケースそれぞれ1個分に収めたい。
その取っ掛かりが、テーブルにずらりと並べた卒業アルバムや文集たち。
卒業アルバムは息子達がみるもの。
これまではまとめておいてあったものを、
それぞれの部屋に分けて収納。
息子達がもう必要ないと思ったときが処分のタイミング。
卒業証書は、見返すものでもないし、写真で沢山撮ってある。
証書だけにして、台紙を処分したらかさが減っていいかな、と長男に相談。
しかし、卒業証書は全てとっておきたい、との強い希望があり、断念。
そうか、そうだよね、それぞれの学校で頑張ってきた証だものね。
これも卒業アルバム同様、各部屋に収納することに。
成績表は、見返すと、受験期の苦しさも思い出してしまうので、私としては処分したいところ。
ただ、こちらは慎重に。
薄いとはいえ、ファイル10冊分残っているので、それなりにかさばる。
それぞれファイル1冊にまとめ、かさを減らすところから始めよう。
そして文集。
重くてかさばり、もっとも処分したいもの。
内容は同級生の作文とはいえ、ほとんど知らない子たち。
名前も顔も知らない子たちの作文を読むことなど今後もない。
息子達のクラス写真と作文ページだけ写真に撮り、処分することにした。
息子達も文集はいらない、と。
結局、今回断捨離できたのは、テーブルにできた4つの山の1つ分だけ。
それでも、重い文集を処分できたのは、思い出整理の大きな1歩。
高校生と大学生の息子達。
子供のころを懐かしむなんて、ほとんどしない。
それよりも、将来どうなりたいか、を真剣に考える年頃。
いまをどう生きて、将来にどうつなげるか、前を一生懸命向いている。
幼いころを懐かしむのは私と夫。
夫婦のたのしみのためにも、
すっきりした押し入れ収納スペースを確保するためにも、
思い出整理、一歩一歩進めていきたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。