私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

断捨離できない思い

リビングエリアのビーズクッション。

並べているのは、IDEEのMINI PUFF。

4個所有しているうちの3個をこのスペースに並べている。

 

 ソファのない我が家は、

このビーズクッションがソファ代わり。

 

枕にしてごろごろ寝転がったり、

椅子のように腰掛けたりもする。

 

次男がごろごろするときは3個使い。

頭、足にひとつずつ置き、 1個は抱きかかえるスタイル。

 

息子達が二人そろって映画を観たり、ゲームをするときは、

このクッションを自室に持ち込む。

 

 

結婚して5年ほどはソファのない生活だった。

次男が生まれたとき、

授乳時にゆったり座れる場所がほしく、

ソファを購入。

 

息子達が小さなころは、

リビングで過ごすことが多かった。

 

ソファにおもちゃを並べながら、

子供番組を見る。

ソファのクッションを解体して、

隠れ家をつくる。

 

息子達不在のときの静かなリビングで、

ソファに横たわり昼寝するときの幸せ。

 

ソファの購入を真剣に考えているとき、

友人に、結局は服の置き場になるよ、

といわれたのを覚えている。

そうなるようには絶対にするまい、と

もの置き場にならないよう、

気をつけていた。

 

そのソファ、海外引越しでももっていった。

海外では家具付きの家ばかりだったけど、

広さも充分あったので、置き場には困らなかった。

ただ、海外で3軒目の家(いまの家に住む前の家)に引っ越す際、

少し狭かったのと、

へたり具合がそろそろ寿命かな、と

思い切って処分した。

 

そのため、いまの家の入居時にはソファがなく、

一時しのぎとしてビーズクッションを導入した。

 

ソファは必須アイテムだと思っていた。

でも、ほしいと思えるソファに出会えず、

だんだんとソファのないことに慣れていった。

 

ソファよりもクッションが人数分あるほうがいいよ、

と夫の助言もあり、

1個だったたクッションを追加購入して4個に。

 

テレビがある頃はまだ、

リビングでくつろぐということができていた。

入居後半年過ぎるころから、

誰もテレビを観なくなり、

テレビはリビングから撤去し、

誰もリビングで過ごすことがなくなっていった。

 

テレビもソファもない空間は、

広々して快適。

掃除もあっけないほどあっという間に終わる。

 

いまはこの広々空間に慣れ、

ソファを置いた時の圧迫感を想像することのほうが勝る。

 

設置後の後悔を考えると、

ソファ選びを積極的にしなくなった。

 

 

ソファのない広々したリビングを見渡すのは、

すがすがしく

それだけで気分が満たされる。

 

それでも時々、

日当たりのいい窓際で、

ふかふかのクッションに横たわり昼寝できたら、

どんなに幸せだろうな。

読書したり、

ソファにもたれて刺し子するのもいいな。

 

もう少し歳を重ね、足腰が弱くなったとしたら、

身体への負担を考えると、

ソファがある方がいいのかな、、。

 

ソファのあるインテリア、好きなんだよな、、。

 

ソファへの思いが募る。

 

 

ソファを処分できても、

ソファを恋しく思う気持ちは、

まだ断捨離できないでいる。

 

 

 リビングの全体像はこちら ↓

uminotebook.com

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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