消灯前のすっきり片付いたダイニングテーブルと、
奥に続くキッチン。
どんなに疲れていても、
どんなに忙しかった日も、
就寝前にはリセット。
直前までテーブルに広げていたものも、
洗い終わった器も、
全てその日のうちに定位置へ。
片付ける面倒くささよりも、
出したままの気分の悪さのほうが勝る。
今日の楽を選ばず、
明日の楽を取る。
そうすることで、
私は気持ちよく眠りにつけるし、
目覚めた後も気持ちよく朝の支度を始められる。
そんな日常に少し異変。
3月に入っても、
真冬のような寒さが続き、
体調不良者が続く我が家。
思いがけず、
夫が2度目のコロナ感染。
夫は寝室に隔離。
キッチンの収納棚上には、
非常食。
私不在時にも何とかなるよう、
非常食を手に取りやすい場所に待機。
テーブルの足元に出したままの、
ルームウエア一を入れたかごバッグ。
色々と出したまま。
行き場を失った私は、
リビング生活。
前回の夫のコロナ感染時にも、
リビングスペースで過ごしたけれど、
その時は真夏。
真冬の寒さ続く今回は、
就寝時の寒さ対策必須。
予備のマットレスを長男が2枚使いしているため、
使えるマットレスがない。
マットレス代わりに毛布を敷き、
窓からの冷気対策に、
ビーズクッションを並べる。
いつもより厚着することで、
床寝でも、
寒さや硬さを感じることなく、
普段通りの睡眠。
夜更かしの息子たちが、
行ったり来たりしていたけれど、
そのこともほぼ気にならず。
普段は点灯する間もない間接照明を、
点けたりして、
むしろ、いつもと違う部屋の雰囲気に、
気分は盛りあがる。
少なめの寝具でもなんとかなるし、
案外何処ででも寝られることに、
自信もついた。
咳で苦しむ夫を横目に、
私はこの〝非日常″を、
結構楽しんでいる。笑
最後までお読みいただきありがとうございます。