休日の昼下がり、
日の差し込む暖かな明るい部屋で、
何も考えずに、
針を進める。
昼間の明るい時間にできる刺し子時間は、
それだけで贅沢。
私のリフレッシュ時間。
休日以外の日にも、
夕食後や就寝前、
一日一度は手にする。
隙間時間にさっと取り掛かれるのが、
刺し子のいいところ。
ただ、
仕事を終えた日は、
5針も進めないうちに、
睡魔が襲う。
割ける時間が少ないので、
進度は遅い。
年末年始の帰省時に始めた刺し子が、
ようやく完成。
完成時は勢いもあり、
すぐに次のものに取り掛かる。
1年間頒布会を利用しているので、
しばらくの間、
次は何に取り組もうか、
悩まず取り掛かることができる。
3か月分たまった材料の中から選んだのが、
こちら。
淡いピンクの布地が、
お雛様を連想させてくれる。
2月中に仕上げられるかな。
隙間時間に取り組んでいると、
細かなことに目が届かなくなる。
必要なものを取り出す際、
小さなカゴの中を、
がちゃがちゃと探しているような。
不要なものを、
見過ごしてそう。
刺し終えた糸と、新しい糸。
入れ替えるついでに、
裁縫箱の中を整理。
小さな空間に、
不要なものがこんなにも。
刺し終えた糸、
キットに付いていた予備の針、
マクラメ用のピンを入れていたケース、
かぎ針編み時に使用していた安全ピンとクリップ。
行き先を選別。
糸と針は、
使用することもあるので、
押し入れの手芸用引き出しにて保管。
もうしないと決めたマクラメ編みとかぎ針。
マクラメボードや糸、かぎ針は、
処分済み。
それなのに、
一番身近にあった裁縫箱の中の道具の処分、
していなかった。
捨てるものと、
残すもの、
仕分けして整理。
マクラメ用ピンを入れていたケースは、
予備の針に入れ替え。
安全ピンは、
あると便利なこともあるので、
袋にいれて、
工具の入った引き出しへ。
この安全ピン、
息子たちの幼稚園名札についていたもの。
家に少しはあった方がいいというのもあるけれど、
懐かしくて捨てられないという理由も。
クリップは、
文具用に移動。
安全ピンを収納していたケースは、
母がくれたもの。
これも思い入れがあり、
こちらも捨てられず。
購入したままの状態で使っていた、
待ち針を、
このケースで保管することに。
捨てるのは、
針を入れていた、
プラスチックのケースたち。
裁縫箱に戻すもの。
アイテムが減ったので、
収まりもいい。
刺し子をするのは楽しいけれど、
お気に入りを集めた道具を眺めるのも、
楽しい。
こんなささいなことに、
幸せを感じる、
穏やかな休日。
最後までお読みいただきありがとうございます。