求職活動終了後に書類整理。
夢見たこの瞬間。
書類をビリビリと破いて捨てる爽快感。笑
今年春、
手術・入院のためパートを辞めた。
落ち着いたらいつでも戻っておいで、
前職の上司からかけられていた言葉。
戻るつもりはなくても、
どこか甘えが心の片隅にあり、
捨てられずにいた前職の手帳や書類も、
必要とされていたことに感謝して、
同時に処分。
求職活動は、
退院後、体調の回復をみつつ、
働きたい、と思えたときに開始。
結果的には予定より半月遅れの就業開始で済んだけれど、
予想より長引いた1ヶ月半の求職活動。
人手不足とかいうし、
パートだし、
応募さえすれば即採用されるはず、
と軽く考えてた。
数年前、ひと足先に50歳を迎えた友人が、
50歳超えるとね、厳しいよ。
ハローワークの窓口も、
別の場所に案内されるんだから。
そう教えてくれていた。
へぇー、そんなものなの、
と他人事のように聞いていた私。
また、
私より少し早く求職活動を始めた、
地元に戻った別の友人の苦戦も聞いていた。
それでも、
私の住むエリアには沢山求人あるから、
と、やはり他人事。
際立った経歴なし、
役に立つ資格なし、
それでも少しでもいい条件を求める、
世間知らずのアラフィフ主婦。
軽く考えて就活開始。
1社落ち、2社目も落ち、
3社目で面接の機会すらこない。
パート探しに1年を要した、という情報にも触れ、
ようやく焦りが。
時給はいくら以上、
希望勤務曜日、時間帯、
色々条件つけてる場合ではない。
この歳になったらね、
何かを諦めて仕事探ししないとね。
完璧な条件の仕事なんて、
絶対に見つからないからね。
友人の言葉で目も覚めた。
選り好みしなければいい、
という思いと、
自分ならこれくらいはできる、
というプライド。
その狭間で揺れ動きつつも、
とにかく仕事したい!
職歴に一貫性はなくても、
身に着けたことは何でも活かしてみせます、のアピールで、
結果、2社から内定をいただき、
最後はどちらに決めようか、
と、贅沢な悩み。
年齢の壁、経歴の壁を感じた、
この度の求職活動。
私、手遅れなのかな、、
選り好みしすぎているのかしら、と思うものの、
これから先、10年、15年、働ける限り働き続けたい。
これから先少しでもいい条件で働けるように、
そんな思いで少し上を見て、
欲を出した仕事探し。
でもね、
どんな仕事も、
自分に活かされないことなどない。
職歴がない、
なんて嘆かずに、
目の前の与えられた仕事に専念することで、
次に開ける道もあるはず。
今回の求職活動中に応募したのは9社。
結果は、
応募するものの連絡こない2社、
書類落ち1社、
面接落ち4社、
内定2社。
想像以上の厳しさに、
何度も心折れそうになった。
妥協した部分もあった。
でも、
勤め始めたばかりの職場で
ここに決まってよかった、
できる限り長く勤められるよう頑張ろう、
そう思えた。
予想以上に苦戦した、
50歳のハローワーク。
働ける場所があるって、
ありがたい。
働けるって幸せ。
収入があるということはもちろん、
パート勤務とはいえ社会の一員でいられる、
そのことが一番ありがたいこと。
家庭以外に居場所のある安心感。
雇ってもらえたことに感謝して、
必要とされる人になれるよう、
日々精進していこう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。