私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

もういいかもしれない

 

年季の入った手袋とストール。

 

長年使ってきたお気に入り。

長年捨ての対象になることなどなかった。

 

手袋は新婚旅行先のスペインで、

ストールはタイで、

それぞれ購入。

 

旅の思い出もあり、

普通のものより思い入れもひとしお。

 

 

手袋は、ちょっとおしゃれして出かけるとき。

 

おしゃれして出かける機会なんて、

そんなにない。

 

今冬、一度だけ使用した。

 

でも、薄い皮の手袋では寒くて、

防寒対策にはならなかった。

 

スマホを操作するのに、

いちいち取り外すのもわずらわしい。

 

通勤時、はめているのが、

手の甲までの手袋。

 

指先はないけれど、

手の甲までカバーされ、

寒さを感じることなく、

外さないままスマホ操作や、

買い物ができる。

 

おしゃれよりも実用重視。

 

そんな年齢になったことを認め、

この手袋とはもうサヨナラしよう。

 

 

ストールは、

春秋、首回りが寒いときに着用。

 

近所買い物で使用することはあるものの、

自宅用のストールとして、

重宝してきた。

 

普段地味な色合いの服を好む私にとって、

着用することのない色。

 

やわらかな優しい明るい色が、

差し色となり、

着用するだけで、

気分も上向きになる。

 

でも、この秋、着用してみても、

あまり気分が上がらなかった。

 

生地がよれよれで、

着用すると、

かえってみすぼらしく見える。

 

改めて見ても、

かなり生地がくたくたで、

ほつれも目立つ。

 

家族しか見ないからいいか、

なんて思っていたけれど、

家族から見たらどうだろう。

 

夫や息子たちが、

くたくたの穴のあいたTシャツを着ていたりしたら、

私はもう捨てようよ、と提案する。

 

着心地がよく、気に入っていたとしても、

他人の目からみすぼらしいな、

と感じさせるのは、

避けたい。

 

自分で見てそう感じるのなら、

傍目からはもっとそう感じるさせているだろう。

 

もう、充分、そう思え、

今回処分を決めた。

 

手袋は革製でいいお値段だったので、

一生ものと思い、

思い切って購入したのを覚えている。

 

こうして見ると、

どちらも可愛いいけれど、

好みが若いな、と。

 

一生もの、とか言いつつ、

少々値のはるものを購入したこともあった。

 

それでも、

大切にしていても、

ものは劣化するし、

好みも変わる。

 

身体の変化もある。

 

これからは、

一生もの、なんて、

先のことを考えた買い物は、

もうやめよう。

 

その時自分にあった、

1番使いやすいものを、

無理のない範囲で購入していこう。

 

 

今回の断捨離での気づき。

 

これだけは捨てられない、

そう思ってきたものにも、

ちゃんと気持ちの切り替えができる時がくるのだな。

 

捨てること、

減らすこと、

すっきりさせること、

を日々意識していれば、

きっと、

自分に無理強いすることなく、

ものに対して気持ちの整理ができる。

 

    ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆

 

数日前から体調不良が続き、

受診したところ、

コロナ陽性が判明。

 

熱は微熱程度、

全体の症状は軽症であるものの、

普段通りには動けず、

家族の協力を得ながら、

数日を過ごしています。

 

あと2回分キッチン掃除を予定しているので、

年内に記事にできたらと思っています。

 

引き続きお付き合いいただけたら、

嬉しいです。

 

 

よいクリスマスをお過ごしください。