退院直後に見上げた空。
薄雲がかかっているものの、
気持ち良く晴れた日。
約2週間振りの外の世界。
街路樹や街行く人たちの服装に、
季節の移ろいを感じる。
足取り軽く、と言いたいところ、
傷口に振動を与えないように、と、
持ち帰るリュックの中の書籍が重いのとで、
ゆっくり、ゆっくりと歩く。
これまでに、
出産時や血液検査の数値上の低下による入院はあったけれど、
どれも1週間未満。
10日以上の入院は経験がなく、
私にとって自由のきかない我慢の毎日だった。
いつもと違う2週間。
でもそれは家族も同じ。
私の入院期間中、
夫はリモートワークしながら、
家事をこなしてくれた。
新学期が始まったばかりの息子たち。
新生活に忙しかったようだけれど、
少しは夫の手伝いをしてくれたとのこと。
仕事をしつつ家事をこなすのは、
慣れない夫にとっては至難の業。
洗濯と可燃ごみのごみ出し、
それから食べること。
最低限の家事だけでいいからね、と伝え、
家の中が多少乱れることは承知のうえで、
家を出た。
入院前、
2週間家を空けることになる私に、
看護師さんが「家の中、乱れそうね」と。
どんな様子だろう、、
久し振りの我が家に、
わくわくする気持ちと、
どきどきする気持ち。
アイロンがけ待ちの次男のシャツや、
休みの日に行った釣り道具の名残や、
どこにしまえばいいのかわからず放置されたミニタオル。
シンク周りは多少の汚れがあるものの、
洗い物をためることなく、
洗った後の器も元に戻されている。
こちらはいつもよりものが出てるかな。
お好み焼きをしようと用意した材料がそのまま。
洗面所は、
息子が使ったものがそのまま放置されている。
まあこれはいつも通りかな。笑
玄関はこれまた、
片付けが済んでいない釣り道具と、
ごみ出し待ちの宅配弁当の段ボール。
多少、出したままのものや、
釣り道具などは片付けるまえの状態だったけれど、
予想以上に部屋を整えてくれていた。
退院はその翌日かな、といっていたのに、
そのまま朝のうちに退院が決まったので、
不意打ちのような私の帰宅。
それでもこの状態を保ってくれていた。
手術、入院と、
正直、しんどいな、、と思うときはあったけれど、
同時に夫を中心に息子たちも頑張ってくれてたんだな、、。
感謝。
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しばらくお休みをいただいておりましたが、
更新のない日にもご訪問いただき、
ありがとうございます。
まだまだ本調子ではありませんが、
少しずつ戻ってきた気力、体力と相談しながら、
ブログを再開していけたらと思っています。
再びお付き合いいただけたら幸いです。
umi
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