私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

センスのいい人

 

懐かしい風景ばかりを集めたコラージュ写真と

ティーメジャースプーン。

 

シンガポールを離れるときに、

さりげなく渡された贈り物。

 

子供やママ友同士のつながりで、

様々なグループからの贈り物を既に頂いていたので、

その人から個人的にプレゼントされるとは、

思っていなかった。

 

思いがけない、

心に残る贈り物。

 

 

贈り物にはセンスがでる。

 

仰々しいものでなくていい。

 

ささやかながらも、

さりげなくセンスある贈り物をしてくれる人。

 

そんな人が、

私の周りに2人いる。

 

 

一人は学生時代からの旧友。

 

もう一人はシンガポールで出会ったママ友。

 

この2人からは、

一緒に過ごした期間、

お土産やプレゼントを何度か頂く機会があった。

 

値段とか、大きさとか。

残るものか、残らないものか。

 

その選択が抜群によく、

受け取るたびに、

感心させられた。

 

ラッピングなどされていない

石鹸や茶葉。

ちょっと個性的なスカーフ。

渋いお茶菓子や

その場では手に入らない食品。

 

ラッピングはされていないか、

されていてもとても簡素なもの。

手のひらに収まるくらいのサイズのささやかなもの。

ちょっと珍しいもの。

 

いつも思いがけないタイミングで渡してくれた。

 

その二人、

プレゼントだけでなく、

服装や持ち物、インテリア、おもてなし、

イベントの提案や進めかた、、、

何においてもセンスが光っていた。

 

 

冒頭のコラージュ写真は、

私やその友人が暮らした近所の風景が集められている。

 

ガイドブックなどにでてくるような有名な風景ではない。

 

慣れ親しんだ懐かしさでいっぱいの風景。

 

そんな風景ばかりを選んで撮影してくれたセンスの良さ。

 

私自身が写真に残してこなかった風景もあり、

とても貴重な1枚。

 

 

ティーメジャースプーンは、

シンガポール紅茶専門店、TWGのもの。

 

紅茶は、よくお土産に渡したり頂いたり、

と定番中の定番だけれど、

メジャースプーンという発想はなかった。

 

実用的なのに、

さりげなく、

ひとつ手元にあればありがたく、

とてもシンガポールらしいもの。

 

冬場は毎日温かい日本茶を飲む。

 

 

いまも感心させられながら、

使っている。

 

 

 

少し前、

職場の同僚の離職が相次いだ。

 

一人は、

ほぼ同時時期に入り、

入れ替わり激しい中、

ずっと一緒に続けてきた同僚。

 

もう一人は、

同い年で、

話していて気をつかわず、

一緒にいるだけでほっとする同僚。

 

1人、また1人と辞めていった。

 

入れ替わりの激しい職場なので、

辞めていく人がいるのは慣れていた。

 

でも、この2人がいなくなるのは、

寂しかった。

 

ありがとうの気持ちを込めて、

ささやかなプレゼントを渡す。

 

 

プレゼント選びは、

何度経験しても、

悩ましい。

 

喜んでもらえるもの。

でも負担になるようなものは避けたい。

好みの違いもある。

 

結局よく選ぶのは、

ロクシタンのハンドクリーム。

 

ハンドクリームは、

主婦にとって欠かせないもの。

 

普段使いできるもので、

自分では買わないちょっと値が張るもので、

持っていると気分のあがるもの。

 

そう考えると、

行きつくのはロクシタン

 

香りの好みがわかれそうなものは避け、

あまり主張しない、ほんのりとした、

自分好みの香りのものを選ぶ。

 

ハンドクリームだけでは寂しいので、

ハンドタオルを添える。

 

一人は猫好きなので、猫柄を。

 

 

もう一人には、

花柄のものを、

彼女のイメージカラーで。

 

この土地を離れるので、

食べ収めとばかり、

彼女の大好きなお店のマフィンを添えて。

 

 

贈り物をするたびに、

センスのいい友人2人を思い出す。

 

彼女たちのセンスの良さを参考に、

少しでも近づけてるといいな。

 

 

 ↓ ↓ ↓ いろいろ迷っても、結局いつも選ぶのは自分の一番好きな香り

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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