私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

コロコロの場所

 

夕暮れが早い。

 

持て余し気味のテレビボードに、

ほとんど活用されていないキャンドルライトを出し、

点灯してみる。

 

温かみのあるゆらゆらゆれる光に、

しばし癒される。

 

 

ずっと定位置が決まらなかったものがある。

 

我が家ではあまり活用されていないコロコロ。

 

必要ないかも、

と何度も思い、

断捨離対象になっているもの。

 

この時期がくると、

衣類についた繊維を取る際に、

やはり必要だと、

思いとどまる。

 

 

必要ない、

断捨離したい、

そう思えるのは、

定位置が決まっていないから、か。

 

 

コロコロの置き場所が決まらない理由。

 

出しっぱなしのほうが使いやすい。

でもそのまま置くのは素敵じゃない。

 

なぜなら、

見た目がおしゃれじゃない。

 

むきだしで置いたときの生活感が、

好きになれない。

 

リビングダイニングに、

備え付けの収納スペースでもあれば、

その中に収納してしまうのだけれど、

残念ながら我が家にはない。

 

使いたい場所に、

部屋の雰囲気を壊すことなく、

置きたい。

 

最も使いたくなるのが、外出時。

 

出かけ際に、

衣類についたほこりに気づき、

慌ててコロコロを出すことも多々。

 

他には、

洗濯物を取り込んだとき、

アイロンがけをするとき、

布団を片付けるとき。

 

必要な時

サッと取り出せる場所。

 

私だけでなく、

家族も手に取りやすい場所で、

片付けやすさも重要。

 

どこにあるの?と聞かれても、

説明しやすい場所。

 

使いやすい場所にあれば、

もっと活用できるかもしれない。

 

 

インテリアを邪魔しない死角に、

コロコロを置きたい。

 

最も置きたい場所は、

洗面所。

 

玄関にも近いので、出かけ際にすぐに使える。

 

洗面台横に吸盤フックをつけ、

下げてみたところ、

吸盤フックは重さに耐えられず、落下。

 

第2案は、玄関。

靴箱横にフックをつけ、吊り下げたい。

 

全開した洗面所ドアと靴箱は

ギリギリのすき間しかない。

 

コロコロどころか、

フックでさえも

洗面所のドアが引っ掛かり、

ドアを全開できなくなる。

 

死角収納ができないなら、

出しっぱなしにしていても、

さまになるコロコロに変えるべきか。

 

 

素敵なデザインの、

インテリアを邪魔しないコロコロ。

 

そんなものがないか、探してみた。

 

値段が手ごろで、

デザインが気に入った素敵なコロコロは、

いまいち使いにくそう。

 

持ち手が金具で、

ケースが木製のコロコロ。

一般的なものより素敵だけど、

持ちづらく重い。

何より破格の値段。

 

結局コロコロはドラッグストアで購入できるような、

普通のものが一番使い勝手がいい。

 

 

いい案が思いつかないまま、

これまで通り、

クロゼット扉のバーに吊り下げて使う。

 

そんなある日、

洗濯物を取り込むときに、

テレビボードの引き出しが目に飛び込んできた。

 

引き出しには、

ベランダで使う洗濯ピンチと虫よけマットや毛玉取り器。

 

 

uminotebook.com

 

スカスカの引き出しに細長い収納ケース。

 

収納ケースはコロコロが調度入りそう。

 

早速入れみると、、

 

 

いい具合いにぴったり収まる。

 

 

息子たちにも、

アイロンがけの際にも、

使いやすい場所。

 

外出時に使うには、玄関と反対方向だけと、

出し入れはしやすい。

 

以前からカバーを外して使っている。

引き出しの中の値段ケースに置くだけなので、

使いやすい。

 

収納先の、

余裕のある引き出し、

余白も嬉しい。 

 

 

うまい具合にコロコロの定位置が決まり、

使い途のないテレビボードの活用もできた。

 

小さな変化だけど、

もやもやしていた問題がやっと解決でき、

気分はすっきり。

 

昨冬以上にコロコロを活用できそう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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