私の整理帖

暮らしにまつわるひとり言

何度でもリセット  長男の断捨離

 

資格取得のためのテキスト5冊を含む、

本10冊と大学の冊子、ルービックキューブ

長男の断捨離。

 

ついでに次男の本棚からも断捨離。

読まなくなった本とテキスト合わせて7冊。

 

 

テレビボードの中のものを見直していたら、

長男も触発されたのか、

数冊の本を持ち出してきた。

 

借りるのではなく買って読みたい、

手元においておきたい、

と中々手放さない本。

 

そんな本を10冊処分するのは、

中々珍しいこと。

 

もうこれは必要ない、

資格取得のための本を、

吹っ切れたように差し出した。

 

その数日前に押し入れ内の本棚を整理していた長男。

その時は、

処分するものはない、

と言っていた。

 

 

心境の変化。

 

 

かかえている悩みのひとつでも

吹っ切れたのならそれでいい。

 

 

長男は器用貧乏というのか、

何でもそつなくこなすけれど、

これだけは自信がある、

というものがない。

 

色々やりたくなる性質。

特にここ2年、いろんなことに手を出しては、やめてきた。

つまづきがちの2年。

 

続けたかったアルバイトも辞めることとなり、

それを引き金に、

将来への不安がどっと押し寄せてきた。

 

大学生、

学校生活、サークル、アルバイト、

それぞれに忙しく、

周りの人たち皆が充実して見える。

 

友人たちと集まるのはたのしいけれど、

焦りもでるのだろう。

 

 

過去にもあったつまづき。

 

 

どうしたら、

不安を払いのけ、

前にすすめるのか。

 

かける言葉がこれ以上見つからない、

そんな時、

解決の糸口を見出したくて、

2人で部屋の整理をした。

 

もうこれはいらないな、、、

この時頑張ったのは覚えてるからそれでいい、、

ひとつひとつ手に取り確認する。

 

忘れられない5年前の断捨離。

 

あの苦しい部屋の整理から5年。

申し分のない進路を歩んでくれた。

 

 

器用で、なんでもそつなくこなし、

友人も多く、社交的。

グループのまとめ役をすることも多い長男。

 

親にとっては手のかからない、

安心して放任できる子だった。

 

日々接するなかで、

この子は大丈夫、

そんな過信があった。

 

振り返ると、

繊細な一面は見え隠れしていたな、

と今更ながらの気づき。

 

 

年を経るごとに、

不器用さが増していて、

不安になったり、

悩んだり、

つまづくことも多くなった。

 

だけど、

何度だってやり直せばいい。

 

人と比べなくていい。

 

つまづいて、

自分自身を見つめなおし、

軌道修正するたびに、

自分という軸がかたまってきている。

 

ものの整理も、

こころの整理も、

同じ。

 

何度でもリセットできる。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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