我が家の鍋用土鍋、兼、炊飯鍋。
土鍋炊飯を始めてかれこれ、7年ほど。
土鍋炊飯を始めたきっかけは、 炊飯器が壊れたから。
壊れた翌朝も3人分のお弁当が必要で、 ご飯を炊かなければならない。
当時はシンガポール在住のため、
簡単に炊飯器や炊き上がったご飯を買いに行けない。
そうだ、 土鍋でご飯を炊いてみよう。
以前、「土鍋ご飯の美味しい炊き方」
を有名料理家さんが紹介してくれたテレビ番組を見た。
こんなに手軽に炊けるんだ、と感心した記憶をたどり、
同じ炊き方をネット検索。
【土鍋ごはん】
①といだお米を30分ほど浸水させる。
②13分、強火にかける。
③火を止めた後そのまま15分おく。
④さっとひと混ぜする。
炊いてみたところ、
テレビで見た記憶通り、美味しそうな炊き上がり。
お米もふっくらして、おいしい。
炊飯器なくても全然大丈夫、
と豪語する私に家族は、
「絶対続かないって」
「諦めてさっさと新しい炊飯器買いなよ」
と、冷めた反応。
そんなことを言われたら、
何がなんでも土鍋で炊く!
と変なところで負けず嫌いを発揮し、
来る日も来る日も炊き続け、気が付けば7年超。
土鍋炊飯もすっかり定着した。
炊飯器は便利だけど、場所をとる。
蒸気がでるからどこでも置きたい場所に置けばいい、
というわけにもいかない。
ご飯を炊くだけの用途のわりに、
存在感が大きいのが気になる。
一方、土鍋の存在感もなかなのもの。
寒い時期、毎週末は鍋料理なので、
土鍋は必要。
炊飯と鍋料理を土鍋ですることで、
アイテムが1つ減る。
使用後はシンク下に片付けることで、
スペースが半分で済む。
そんな理由で、
いま炊飯器は我が家に必要なし。
私が家を不在がちになったり、
家族が積極的に料理をするようになったら、
その時は炊飯器を購入したい、
と思っている。
「炊飯器いつ買うの?」
時々思い出したように聞いてきた長男。
なぜ炊飯器がないことをそんなに気にするのか、
「炊飯器が家にないことが恥ずかしいのかな⁇」
と、夫と話していた。
つい1年ほど前、
「実は炊飯器壊したの、俺なんだよね」
と、突然のカミングアウト。
当時、日本から持っていった炊飯器を使用していたため、
変圧器をとおして炊いていた。
長男は私の不在時、
ご飯の温め直しをしたくて
炊飯器のコンセントを直接コンセントに差し込んだところ、
プシュー、という音がし、
そのまま使えなくなった、、と。
日本から持ち出した電化製品を、
うっかり直接コンセントに差し込み、
いくつもショートさせ、だめにしてきた、、。
海外生活あるある。
10年ほど使った炊飯器だったので、
てっきり経年劣化によるもの、と思っていた。
それで、炊飯器いつになったら買うのかとやたら聞いてきたのか、
という笑い話。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。